Day4 バウンダリー

【バウンダリー・境界線とは】

わたしと他人を分ける境界線・制限・線のこと。目に見えない膜のようなもの。

健康的な境界線は、わたしにとって良いものは通し、悪いものは通さない。自分を守ることに直結する。自分のニーズを優先することで自分を満たされた状態にし、自分らしくいられるようになる。

わたしをどう扱ってよいかのガイダンスを周りに送るもの。バウンダリーを引かないと搾取されがち。

人と仲良くなるのには傷つく勇気が必要。人を幸せにするのは人間関係の質。

 

・硬いバウンダリー:傷つくのを恐れ、深い交流を拒絶してしまう

・健康的:自分の意見を尊重する、他人に無理に合わせない・NOと言える

・柔らかいバウンダリー:NOと言えない、他人の意見に依存しがちで合わせてしまう

相手によって変わることもある。

 

バウンダリーを超えられるパターン

・身体的(フィジカル):触られたくないのに触られる、自分のスペースを占領してくる

・知性的(メンタル):意見や趣味をバカにしてくる

・感情的(エモーショナル):感情を否定したりバカにしてくる、自分の感情を尊重できていない

・性的(フィジカル):関係を持つプレッシャーなども含む

・物質的(リソース):自分のものを取られる、渡すようにプレッシャーをかけられる

・時間的(リソース):与えたい以上の時間を求められる

 

【健康的なバウンダリーの例】

>まだだと思っているときに性的な関係を求められたとき

△ 本当は嫌でも関係が終わるのが怖くて、うんって言ってしまう。

○ 自分の思ってることを正直にシェアして、嫌われたり連絡が来なくなったらここまでの関係だったということ。もういいや。もう次にいこう。”自分のことを守る”のを優先できる。

 

>自分だけ我慢を強いられていると思ったとき

△ 本当は嫌でも我慢するしかないのかなと、うんって言ってしまう。

○ 納得できないことを正直に伝え、求めている関係性が違うのかも、と伝えられる。根本的に価値観が合わないのかもしれない。尊重しあえないなら、これからもずっと辛い。我慢は二人を不幸にするかもしれない。と客観的に考えられる。

 

>親に踏み込んだことを言われたとき

△ 頭の中には色々な気持ちが込み上げてきていても、何も言い返せないのはバウンダリーが柔らかい状態。

○ 私はもう一人の大人だから、そういうコメントしないでくれたら嬉しい、嫌な気分だよ。とはっきり伝えられる。

 

自分の限界がわかるのは自分だけ。自分を守れるのは自分だけ。

・何も言わずにただ立ち去る・その人との関わりをやめる。

・聞かない姿勢を伝える。あなたがわたしにそういう話し方をするんだったら、聞いてられない、私は聞かないから立ち去るね。

 

【形成する方法】

>気づき

・怖くてバウンダリーを引けていない部分はないか?超えられがちなバウンダリーはあるか?断れない、嫌だけどまあいっかと自分を無視する、自分を守れずやられるがまま

・硬くなりすぎているところはないか?親切を疑ってしまう、自分をオープンにできない

 

>自分にとって大事・妥協できないことを考え、人生に受け入れられるもの、受け入れられないもの(バウンダリーの中に入れるものと入れないもの)を分ける。

睡眠時間、尊重、誠実さ、声を荒らげられる、など。許容できないけど人生に受け入れる人間関係、という考え方もある。

 

>少しずつ声を上げる。

 

 

 

私のバウンダリーは、知らない人に対しては硬いけど、1対1とか身近な人だと柔らかい方に課題がありそうな感じがします。

 

今までの私は何も言わずに、聞かなかったり無視したりしていたから、ちゃんと「それだったら聞かないよ」とか「私はこう思う」って、線がここですって伝えることが大事なのかも。と改めて思いました。

 

手相占いで(手相をそこまで信じるのはどうなのか問題はあるけど)「自分が正しいと思いすぎる傾向がある」と言われたの気になってて、

今わたしが思ってること・彼が思ってることが違ったとき、そうは思わないよって伝えられるバウンダリーは必要な気がするけど、わたしが思ってることがよくない(他の人に対しての配慮が足りないとか)だった場合も、そうは思わないよって伝える事が大事なのかな?

そうは思わないよって伝えるけど、伝えた後に相手の話も聞いて考えればいいのかな?自分が思ってることこう!終了!ってなるといつも自分が正しいと思ってるでしょってなりそう。。難しい。。

 

Home work

1. 私が人生で大事にしていること5つ

  親密さ・自由・成長・誇り(自尊)・愛しさ(ぎゅーってしたい気持ち)

  私が人生に受け入れる人

  ・成長志向な人

  ・人に優しい人、気が使える人

  ・個の自由を尊重する人

  ・私の考えを尊重する人

  ・愛のある人 (でもどういうことだろう)

  私が人生に受け入れることはできるが、私の価値観と合わない人

  ・成長に興味ない人

  ・他の人に十分気が使えない人

  ・言葉遣いが粗い人

  ・否定はしないけどバウンダリーを超えてくる人、押し付けの意見をする人

  私が人生に許容できない人

  ・人に優しくない人、厳しい人

  ・人の自由を尊重しない人 (嫉妬との関連はもう少し考えるべき)

  ・私の考えを尊重しない人、否定する人

  ・暴力的な人

2. 自分のバウンダリーで柔らかすぎるもの

・時間的バウンダリー:何時まで、そろそろ帰るねとかをうまく言えない

・感情的バウンダリー:嫌だなと思うことでも我慢してしまう

3. 健康的にするにはどんなことができるか

・何時頃には帰りたいかのイメージを立てておく

納得できないことを正直に伝え、求めている関係性が違うのかも、と伝える。

 根本的に価値観が合わないのかもしれない。尊重しあえないなら、これからもずっと辛い。

 我慢は二人を不幸にするかもしれない。と客観的に伝える。

4. 自分のバウンダリーで硬すぎるもの

オープンにできない・共有できない

 >否定されるのが怖いから

  誰かに否定されても、私は私を肯定すると決める。

 >すぐ理解してくれないのに言うのがめんどくさい

  理解されないという疑いを少し緩めてみる

7. 今度バウンダリーを超えられそうになったらどうするか

感情:私が大変・嫌なことと言ったのに、そんなことないと否定されたら

「いや、大変だと感じるのは私だから、私の感情を判断するのは私なの」と言う。

感情:こうじゃないとダメでしょ、と言われたら

「いや、別にそんなことないよ。他の意見もあると思う」と言う。

感情:そうされたら普通こう思うでしょ、こう感じるでしょと言われたら、

「あなたはそう思うんだね。わかった。でも私はそうは感じないかな」と言う。

感情:〜してよかったじゃん(意見の押し付け)と言われたら、

「んー私の意見はまだ固まってないかな」と言う。

知性:(そんなことも)知らないのと言われたら

「知ってることと知らないことがあるのは当然でしょ」と言う。

 

「それはあなたにとって嫌なことなんだね」と認める

だってこうじゃん!には「いや、別にそんなことないよ。あなたの自由で選択できるよ。私も責められたくない」

「で、私にどうしてほしいの?」と聞く。

でもしてほしいことができないことだったら、断る。