どこに行ったのかなんて、題名で読み取れますよね。笑笑
南円堂というだけあって(関係があるかは知らないですが)、円形の御堂でした。
京都から近鉄に揺られること一時間。
あんまり揺れませんでしたけど。笑
乗り心地は割とよかったですけども笑
あっという間に到着したのは…
🦌が御出迎えです。なんと楽しい🥰
毎日部活の練習に行っているのですが、春休みに部活しかしてませんでした、なんて嫌だなぁと思って、まるまる1日一人で遊びに行く日を決めていました。
ただどこに行きたい?あそこもここも行きたいし…と京都では決めきれずにいるうちに、とうとうお出かけの前夜になってしまいました。
学校からの帰り道、ふと駅で足を停めたのは、とある広告。
そっか!奈良に行けばいいんだ!と並々ならぬ適当さで出発を決め、私にしては珍しく道も電車の時間も調べずに翌朝電車に飛び乗りました。
そうして冒頭に戻ります。
奈良にはそれまでに二度行ったことがあったのですが、どれも大型バスでの遠足で、自分の足で奈良を巡ったことはなく…。
初めて電車で行ったので、初っ端からここはどこ?状態です。
駅で地図をもらい、テクテクと歩くと既視感を覚えます。
この街の造りを、私は知っているぞ、と。
奈良も京都も、元は都。
条坊制という、言うなれば碁盤の目に近い街のつくりをしています。
奈良を歩いていると、道がまっすぐで、縦横が垂直に交わっているんです。
しかも、めっちゃ似てる!と思ったのは、目的地へ向かう途中のこと。
めちゃめちゃ坂がきついんですね。これはなんか知ってると。
寺や神社があるのって、昔で言えば"外京"なんですよね。だから、寺社に向かう道は自然と平地ではない、山に繋がっていくのだと。
銀閣寺へ向かう坂道がきついのと、リンクしたんですよ笑笑
ということで、傾斜が激しい道のりを歩いて到着したのは、こちら。
ずっと良くも悪くも気になっていた神社です。
私の家の近くにある比叡山延暦寺と対になるように名前が上がる春日大社。
平安時代の強訴で有名なんですよ笑
しかしながら春日大社は、藤原家の氏神を祀る霊幻新隆な神社です。
これはいつか必ず行きたい!と目を付けていたのでした。
さて、ここへ向かう途中、お昼を適当に公園で食べようとしていたのですが、(この時点で調査が足りないのが露呈する、)何となく近くの和菓子屋で買ったんですね、若鮎を。
それで場所がなく、仕方なしにその辺に腰掛けて食べていたのですが…
🦌「なんか音がした」
𓀠「えっなんやねん」
🦌「くれやい」
𓀠「嫌ですよ」
二匹も🦌がやってきて、これはやばいと逃げました。追われます。何してるんやろ…。
歩けばぞろぞろついてくる。
ハーメルンの鮎食い女、ここに爆誕。
結局🦌四匹くらいに着いてこられて、泣く泣くお昼を諦めました。
そう、🦌が何でも食べに来ることを、そして案外と耳がいいことを忘れていたのですね。あーあ。
話を戻しましょう。
って鹿はもうええねん!
そして、実は本当の目的だったのは…
安定の刀展ですね!
私は本当にこのような展示が好きで…。
童子切安綱というこの展示で最も注目を集めていた刀は、平安時代、伯耆国の刀工、安綱の作であると言われています。
その他にも、鬼切丸(北野天満宮)や薄緑(膝丸とも呼ばれる)といった、源氏の重宝たち、そして小烏丸という日本刀の御祖とも言われる古い刀などが展示されていました。
展示では、平安時代の刀についてだけではなく、装束や戦い方まで説明がなされており、非常に勉強になりました。
刀についてを専門でやるつもりはあまりないのですが、刀の歴史について突き詰めるのも面白いかもしれないな…と近頃思い始めております。🤔
さて、刀展をあとにした私は、そのままとことこと山を降り、また近鉄奈良駅の近くへ戻ります。
興福寺。
私がどうしても一度行かずにはいられなかったお寺です。
興福寺を初めて知ったのは、日本史の授業でした。資料集に載っている阿修羅像を見て、無性に私は見てみたくなったのです。
それから勉強するうちに、行ってみたいお寺ランキング(私基準で)の上位にノミネートされていたこのお寺。
行ってみると、東金堂と西金堂、そして五重塔が出迎えてくれます。
このお寺は、元々は山背国(京都)に建てられたものでした。藤原鎌足が重い病気を患った時に、夫人が様々な仏を設置するために設けたお寺が原初とされています。
平城京に移るに際して、興福寺と名前を変え、それから1300年間、人々の信仰を集め続けています。
そして、ノーチェックで行っていたからこその驚きが。
実はこの興福寺にある南円堂という御堂は、西国三十三所の第九番札所だったのでした。
私は三十三ヶ所巡りをしているつもりは無いのですが、行きたいところが札所だというケースが度々あります。面白いことです。
南円堂というだけあって(関係があるかは知らないですが)、円形の御堂でした。
さて、私が目的としていた阿修羅像はどこにあるのでしょう。
宝物館に入った私は、数ある名品を丁寧に眺め、時には控えを取りながら進んで行きます。
金剛力士像の阿形と吽形に勢いを感じ、山田寺の仏頭の損失した後頭部に思いを馳せ、出口ほど近くでやっと巡り会いました。
思ったよりも背が低いのだな。
それが第一印象です。
ほっそりとした体躯ですが、どこか凛々しさと力強さを感じさせます。
私のメモによれば、「とても良い目をしている」そうであり、あの阿修羅像の目の前に立っていると心做しか緊張したのをよく覚えています。
恍惚と呼んで差し支えないのでしょうか、少しほうっとした気持ちで館を出た時には、私は右手に阿修羅像のポストカードを握っておりました。
魅入られましたね。
本当に素敵な仏像でありました。
仏像を眺めるのに楽しさを覚え、意気揚々と鹿を押しのけ進みます。
目指すは国立博物館!
本来月曜日は休みなはずなのに、その日は何故か空いていた国立博物館、さては私に見てほしいのでしょうか。
これも何かのご縁、とくと拝見致しましょうと意気込んでお財布を出します。
「あ、キャンパスメンバーのようなのでお代は要りません。これ、どうぞ」
払うどころか鹿が描かれた赤いカードをもらう始末。いやいやいや、流石に…と思ったら、それはスタンプカードでした。
提携してある大学の学生であれば、常設展示は無料で見られるというキャンパスメンバーズ制度というのがあるのをご存知でしょうか。
京都の国立博物館でも同じような対応になるのでしょうが、常設展示をすっ飛ばしていつも企画展にお金を落とすので、てっきり入館料がいるものと思っていました。
ナイス国立博物館!ありがとう!と大感謝しながら展示を眺めます。(ちなみにスタンプカードはあと二回?行けば何かが貰えるようです。)
東大寺のお水取りについての展示に始まり、なら仏像館に入れば、そこは仏のワンダーランド。
どこを向いても整った、美しい仏様がいっぱいです。
地蔵菩薩の優しい眼差しに暖かな気持ちになり、阿弥陀如来立像の美しさに息を飲みます。
大きなものから小さなものまで、テーマに合わせて仏様は展示されていました。
まるでそこは日本でないような、不思議な感覚が味わえるほどに、そこらじゅうに仏像がいるのです。
これは行かないと伝わりきらない気がします。
本当に素敵なものに囲まれ続けた一時でした。
今まで、奈良とは縁もなく、(若干家から遠く)、行かないまま、知らないままでいました。
こんなに素敵な土地、行かないなんて勿体ない!
まだ東大寺も薬師寺も法隆寺も、私が行きたいお寺はいくらだってあるのですから。
これからは歴史探索の地を、奈良まで広げて行きたいと思います。
当初の目的は変わりません。
古都を巡るのです!
京都も奈良も、その素敵なところを余すことなく見尽くせたらと思います。
次回は江戸時代から続く、とある伝統文化のお話。
お楽しみに!








