あまりこの手の記事は好きではないのですが、、
日本からミシガンに新たに住まわれる世帯としては、日本とは違う種類の”生き物”に遭遇あるあるとなりますが、こちらはできれば避けたいTicks(ダニ)についてのリマイダー記事となります。。
過去記事も合わせてご参照頂きたく、、
過去記事にもたっぷり!?ミシガンに生息する主なTicks(ダニ)の種類について、記載されていますのでご確認ください
ダニの種類にもよるのですが、感染症(ライム病など)にかかる危険性もありますので、アウトドアによく出かける世帯は、ペットも含めてくれぐれもご注意ください
まだお出かけ先の”ダニ”情報を確認することもオススメいたします
上記のメディア記事では、アウトドアアクティビティから戻った際に、以下の箇所をチェックするように推奨されています:
How to prevent tick bites(ダニ予防策)
EPA推奨のDEETなどを含む、ダニ予防の虫除けを使用する
トレイル中のエリアで、森林やヤブの深いエリアは避け、トレイルの道中心に居るように気をつける
長ズボンはなるべく厚手のソックスに入れ(ゴムなどで止めるのがより良い)全体的に色が薄めの服装が、ダニが付着した時にわかりやすい
アウトドア活動の後は、衣服にダニが付着していないか確認する
ダニがついているかもしれない衣類は、乾燥機のHigh Heatモード10分で死滅させることができる
もし先に洗濯したい場合は、必ずHot Waterで洗濯する(冷たい水ではダニは死滅しないため)
帰宅後2時間以内にシャワーをすることで、ライム病などにかかる危険性を下げることができます(身体にダニが刺す、混入する前にシャワーで洗い流すことができる)
Where to check yourself for ticks:(帰宅前の確認箇所)
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In and around the ears(耳の中と周辺)
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In and around the hair(髪の中と表面)
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Under the arms(脇下)
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Inside the belly button(おヘソの中)
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Around the waist(ウェスト周辺、腰回り)
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Between the legs(両足の間)
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Back of the knees(膝裏)
Where to check your pet for ticks:(ペットの場合)
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In and around the ears(耳の中、周辺)
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Around the tail(尻尾周辺)
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Around the eyelids(まぶた周辺)
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Under the collar(首輪の裏)
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Under the front legs(前足の下)
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Between the back legs(後ろ足の間)
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Between the toes(つま先、指、肉球の間)
なお、刺された場合の対処方法については、過去記事から抜粋になりますが、以下になります:
先の尖ったピン(ピンセット、毛抜き)で皮膚表面にできる限り近い部分から、ダニを抜き取る
抜く際には、ゆっくり真っ直ぐ、ねじったり曲げたりしないようにダニを抜き取る
適切に抜き取った後は、手洗いまたはアルコール消毒した手で患部をきれいに消毒する
ダニを決して指で潰したりしない
また、もしダニを目撃、捕らえた場合は、ミシガン州管轄の以下の機関に報告ください:
email a picture of the tick to MDHHS-Bugs@michigan.gov,
”ダニ提出キット”問い合わせ
Tick submission kits can be picked up at your local health department.
さらに、以下過去記事からの抜粋になりますが、ダニ対策の”総括”内容となります:
1.Be extra vigilant in warmer months.(気温が高い時期は要注意)
ダニは4月から9月に、華氏で32度以上の日が続くと活動をし始めます。
MDHHSによるとミシガン州でのライム病の感染ピークは6月と言われています。
2.Use insect repellent, and/or treat your clothing and gear.(虫除け、ダニよけ対策)
CDCによるとEPAに登録されている虫よけ商品を使用することを推奨しています。
虫除けスプレー商品だけでなく、ブーツ、服、バックバックなど他のアウトドアグッズでも推奨されているダニ除け、予防商品があります。関連するEPAサイトはこちらになります→ An EPA guide to repellents can be found here.
3.Wear light-colored clothing, and cover up(衣類は明るい色で覆う)
ダニが生息していそうな場所に出かける際には、できる限り長袖長ズボンで、直接皮膚をダニに刺されないように予防する。
薄い色の服が推奨されるのは、ダニが服についた際に、目視しやすいからということです。
Don’t stray from trails(トレールなどを長時間うろつかない)
特に背の高い、また密度の高い茂みなどがあるエリア、葉っぱの廃棄場所などは避け、トレールの真ん中をなるべく歩行するように注意してください。
4.Do a “tick check” after every outdoor outing(アウトドア活動から帰宅後は”ダニチェック”)
アウトドア活動から屋内、または車内に戻る際には、衣服にダニがついていないかチェックします。
衣服以外でもバックパックなどに張り付いている可能性があります。また子供やペットにも付着している場合があるので、確認が必要です。ダニの成虫は大きさでいうとゴマくらいのサイズ、またライム病の感染リスクが成虫前のダニは、ポピーシード(ケシの実)サイズでより小さいので、気をつけてチェックしてください。
5.Shower within two hours after coming inside(インドアに帰宅後は2時間以内にシャワーを浴びる)
ダニはシャワー中でも刺す場合があるので、シャワーを浴びる前にも全身を目視で確認してください。
腕や脇、膝の裏、腰周り、耳の裏、髪の毛や地肌など、見えづらいエリアも気をつけて確認してください。
アウトドアで使用した衣類については、乾燥機の高温で10分以上感想すれば、ダニは死滅すると言われています。
6.Know your ticks(地元の”ダニ情報”を知る)
ミシガン州のMDHHSのサイトやin this guide from MDHHS、ダニ遭遇情報サイト:Tick Encounter
また州内外で利用できる”ダニアプリ” The Tick App などを利用してダニ関連の情報を把握する。
7.What to do if you are bitten by a tick(もしダニに刺されたらどうするか)
先のとんがったピンセット、毛抜で真っ直ぐ垂直に拗じらずに、ダニを抜き取る。
もし可能であれば、抜き取ったダニはジップロックバックなどに保管し、病原菌の原因となりうるダニの特定に利用することが可能な場合があります。刺された箇所は、キレイに消毒し、先のサイトのTick Encounterに、ダニに刺された被害について報告することが可能です。
8.Should you call your doctor?(病院診察を受けるべきか?)
CDCとしては、とうりあえずwatch-and-wait approach ということで、様子を見るアプローチで、ダニに刺されてから数週間以内に具体的な症状が現れた場合(湿疹や発熱など)は、かかりつけ医に連絡するように推奨しています。
ただし、足が黒いダニ(black-legged tick)に刺された場合は、すぐにかかりつけ医に連絡した予防的な治療をするように、the International Lyme and Associated Diseases Educational Foundationでは推奨しています。
以上、すでにダニシーズンなミシガン州となりますが、アウトドアでお過ごしの世帯は、情報確認の上、安全に楽しくお過ごしください