AAPS（アナーバーパブリックスクール）は今週の木曜午後に、ハイスクールのWinterスポーツシーズンを1月まで延期とする発表をしました
記事によると、AAPSの3校に感染者数の増加が報告されており、またWashtenawカウンティー内、ミシガン州内での最近の感染者数の急増に伴う決定ということです。
当初MHSAA（Michigan High School Athletic Association）としては、冬のシーズンに向けた練習を始めてもよいとのアナウンスをしていましたが、AAPS各校としてもシーズンの最初の月を逃す形となります。
屋内でのスポーツ活動は、換気、ソーシャルディスタンスも含めて感染予防と意味では非常に難しい環境と考えられます。
このAAPSの決定は、約2週間前にMHSAAが、Winterスポーツのスタートを遅らせる発表（州内の感染者増加にともない）に順じたものと見られています。
AAPSとしては、安全にスポーツシーズンに戻るために、３校（Pioneer, Skyline and Huron）に対して、５フェーズプランを発表しています
Phase 1 (November 1 - 11, 2020): 全てのWinterスポーツ開始の延期。屋外での練習は継続。オンラインでの指導/トレーニングを開始。 MS Winter 1 スポーツシーズンのキャンセルを推奨。
Phase 2 (November 12 - 30, 2020): コロナ新規感染率を参照し、Winterシーズンの開始の延期決定を継続するか判断。 オンラインでの指導/トレーニングを開始。SEC Superintendents and Athletic Directorsにより、1月に延期されたWinterシーズンの始まりについて検討する。
Phase 3 (December 2020): コロナ新規感染率を参照し、オンラインでの指導、トレーニングを継続しつつ、少人数、In Personでの練習、トレーニングの開始検討をする。SEC Superintendents and Athletic Directorsにより、1月に延期されたWinterシーズンの始まりについて検討し、12/9にあるBoardミーティングにて状況を報告する。
Phase 4 (January 1 - 17, 2021):コロナ新規感染率を参照し、オンラインでの指導、トレーニングを継続しつつ、In Personの練習、トレーニングの拡張を検討する。 MHSAAが設定している試合日程に合わせて、次のシーズンの大会に向けて日程を調整し、1/13のBoardミーティングにて状況を報告する。
Phase 5 (January 19 - March 2021): コロナ新規感染率を参照し、In Personの通常練習、トレーニングの開始、および条件付きの大会シーズンの開始を検討する。ボードミーティングへの定期報告を継続する(January 27, 2021 – TBD、後日発表)
以上
が発表されているフェーズについてですが、今回のAAPSの決定について影響があるのは、男子、女子のバスケットボール、レスリング、ボーリング、チア競技、体操、アイスホッケー、男子水泳となります。
このうち、ボーリング、女子バスケットボール、チア競技、アイスホッケーはミシガン州内での練習は始まっており、男子バスケットボール、レスリング、体操、男子水泳は今月の後半に開始予定となっていました。
AAPS内では既に同様の延期措置が取られており、フットボール、男子サッカー、フィールドホッケー、女子水泳については、今年の秋のシーズン開始が延期決定となっています。
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