私は忘れた。
ノートを閉じた
センター試験が近い。
受験が近い。
こんなことしてる場合じゃない!
勉強に励んだ。
私は東京に行くんだ。
充実した時間を過ごせた。
私は高校を卒業した。
東京には行けなかった。
悔しくて沢山泣いた
自分のせい
地元に残ることに。
大学前の春休みは
爆発したように遊んだ。
いかにも、若者らしい、遊び。
ある日家でテレビを見ていると
龍が好きだったバンドの特別番組
自然と指が動いて、メールしていた。
「テレビに○○が出てるよ」
お互いの磁石が歩みより始めたのは
あれから3ヵ月ほど経った
大学生になる前の春だった。
私たちにとっては、あまりにも長い
空白のページ。
私たちは磁石。
S極とN極みたいに自然とくっつく運命なんだとそう信じていた。
離ればなれになった磁石。
それは、年明けのこと。
龍から2,3日連絡がこない。
私の返事を無視しているわけではない。
私からも連絡はしない。
でも、彼から連絡がこないのが嫌だった。
いつも私から
だから、待ってみた。
でも、こなかった。
我慢できなくて、怒った。
今思うと自分勝手だけど
私だけが好きなんだという現実を受け入れられなくて、怒った。
『なんで、連絡くれないの?
もう嫌だ』
「杏ちゃんの受験のお守りを買いに
神社に行ってたのに…」
キレてそんなこと聞かない私。
なんでなんで
私だけが好きなの。
なんで連絡くれないの。
喧嘩はヒートアップ
「てか、なんで彼女じゃないのに連絡しなきゃいけないの?」
頭が真っ白になって
言葉が出ない。
「ごめんなさい、嘘です」
「本当にごめん、杏ちゃんが怒ってたから、つい。」
いつも私からの連絡だったのに、
そのとき初めて龍から電話がきた。
出ない。
もう、出ない。
そうだったんだね、
連絡先を全て消して
そっとケータイを閉じた。
寒い寒い冬の日。
離ればなれになった磁石
S極とN極みたいに自然とくっつく運命なんだとそう信じていた。
離ればなれになった磁石。
それは、年明けのこと。
龍から2,3日連絡がこない。
私の返事を無視しているわけではない。
私からも連絡はしない。
でも、彼から連絡がこないのが嫌だった。
いつも私から
だから、待ってみた。
でも、こなかった。
我慢できなくて、怒った。
今思うと自分勝手だけど
私だけが好きなんだという現実を受け入れられなくて、怒った。
『なんで、連絡くれないの?
もう嫌だ』
「杏ちゃんの受験のお守りを買いに
神社に行ってたのに…」
キレてそんなこと聞かない私。
なんでなんで
私だけが好きなの。
なんで連絡くれないの。
喧嘩はヒートアップ
「てか、なんで彼女じゃないのに連絡しなきゃいけないの?」
頭が真っ白になって
言葉が出ない。
「ごめんなさい、嘘です」
「本当にごめん、杏ちゃんが怒ってたから、つい。」
いつも私からの連絡だったのに、
そのとき初めて龍から電話がきた。
出ない。
もう、出ない。
そうだったんだね、
連絡先を全て消して
そっとケータイを閉じた。
寒い寒い冬の日。
離ればなれになった磁石