EP7のトラウマがあったから、ローグワンも見る気はなかった。
だけど、聞こえてくる評判がどうもちゃんとしている。
それを聞いてから予告編を見たらなんだか観に行きたくなってきた。
もしひどいものだったら「アイ・イン・ザ・スカイ -世界一安全な戦場-」
を観て上書きしようという保険をかけて。
結論を先に言うと、良かった。
「ローグワン」は「スターウォーズ」だった。
登場する場所はすべて
「遠い昔 はるかかなたの銀河系」
にある場所で、登場する人物はすべて
「遠い昔 はるかかなたの銀河系」にいる人で、
登場するメカはすべて「遠い昔 はるかかなたの銀河系」
にあるものだった。
これら3つの最低限の条件がそろってはじめて「スターウォーズ」に
なるわけだが、「ローグワン」はこれを満たしていた。
これでようやく中身についての話ができるようになる。
ストーリーはEP4直前のデススター設計図奪取作戦。
この時代にはもうジェダイはいない。フォースも伝説。
ハンがフォースと聞いても信じないのも頷ける。
華々しい戦果の前に「希望」だけを頼りに命を散らしていった
無名の戦士達。
EP4の副題が「新たなる希望」であることの深みが増したと
言ってもいいのではないかと思う。
戦争映画を作るつもりで撮ったと監督が言っていた地上と宇宙で
繰り広げられる戦闘シーン。これもまた良い。
宇宙空間での戦闘を見れて本当に良かった。
最後はまさにあの場面の直前まで描かれる。
そしてあのキャラクターたちが当たり前のように出てくる。
びっくりして「えっ!?」と声を出してしまったところも。
どうやったんだろ。うまく切り貼りした
かね。あの人が出てきたこと
よりもびっくりしたし、興奮した。
またああいうものができてしまうのかという心配は杞憂だった。
スピンオフとしては、申し分ない出来と言える。
見る前からfacebookで「ひどいね!」を押したことを謝りたい。
ギャレス・エドワーズがEP7の監督だったら…と思うばかりだ。