ロンドン ナショナルギャラリー1番人気はやはりこれです | ロンドン徒然日記 

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ロンドンの様子、スペイン旅行、食べ物、日本への一時帰国のことを中心に語っていきたいと思います。



ロンドンのナショナルギャラリー1番人気はやはりこの作品ではないでしょうか? 
いつ訪れても、たくさんの人々がこの1枚の前で立ち止まったり、写真を撮ったりしています。
ゴッホのひまわり🌻です。ゴッホのひまわりは世界中で現存しているものは、6枚あると言われていますが、ナショナルギャラリーにあるひまわりは、彼が特に自信を持っていたオリジナル作品の一つであるそうです。花瓶の左側にVincentのサインがみえます。

この絵は、南フランス アルルにある彼のアトリエで、そこに滞在していた友人で画家ゴーギャンの部屋に飾るため描かれたそうです。しかし、ゴッホとゴーギャンは、ほどなく喧嘩別れをして、ゴーギャンが彼のアトリエを去ってしまいます。ゴッホが自身の耳を切断する事件を起こすのもこの時期です。

ゴッホは、黄色を作品に魅力的に用いる画家ですが、黄色は、幸運、希望、理想の象徴であったのだと思います。

ゴッホはゴーギャンのアルル到着を楽しみにしながら、幸福な気持ちでこの作品を仕上げたそうです。しかし散々な結末となってしまい、、、この絵には、そんな切ないストーリーがあったのです。

ゴッホは現在では、世界中で大変人気のある画家の一人ですが、生前はほとんど自分の絵が売れず、37歳で亡くなってしまいます。自殺とも他殺ともとれる謎の死でした。

ロンドンを訪れる機会があったら、是非ナショナルギャラリーに足をのばして下さい。ひまわり に会いに来てください。(無料です)