春の宵~![]()
はんなりとした
夜更けに、遠慮がちに鳴る
電話
受話器をさりげなく持ち上げてみると・・・
絹を引き裂くような
悲痛な叫びが耳にするまでもなく聞こえて来た
ピアノのレッスンでご一緒している桑田ママ
息子が30になったとかで、誰かいい人いないって・・・・![]()
思い起こせば去年の
若葉の頃を少し過ぎた季節
わが社のホープ・メイちゃんを紹介したのだった
前もって22才とゆうてあったのに、こともあろうか私とメイちゃんを間違えるなんて
なんたァ~るゥ~ちぃあ~
サンタァ~ルチィ~あ
ああ~
自分でゆうのは嫌だけど、いくら私とて22には見えんやろって話やわ
アンナベル:『桑田ママいわく息子は、背が高くしっとりしている女性がいいとゆうらしい』
悦子:『なんと
なんと
きりんのように背が高くカステラのようにしっりしている女とな
』
オガちゃん:『二十代でそんな女はおらん
』
悦子:『ふむふむよくよく聞いてみると初めて会った時のアンナベルの
幻覚に襲われてるなッ』
オガちゃん:『桑田くん一生
結婚できないな』
アンナベル:『かわいそうに・・・』
コバちゃん:『アンナベル久々の罪びとだネ』
悦子:『アンナベルはイエモンいえ失礼フェロモン系なのでお見合いの付き人なんて絶対してはいけませんお気の毒ですがアンナベルのフェロモンに犯された桑田くんは果てしなく時間が過ぎようとも結婚は無理』
ああ~![]()
なんとゆう罪深きアンナベル
これからの人生悔恨と懺悔の日々と共に
キリンのように背が高くカステラのようにしっとりとした女を探す旅を・・・・
そして、美しい旅人となるのです
愛を求めてさすらう天使・美しき罪びと・美しき旅人
それはアンナベル
