ストローン旅行二日目。
この日はクルーズツアーに参加しました
朝8時半にストローン港を出発し、約6時間その周辺を巡ります。
まずは周辺の海、Macquarie Harbourと呼ばれる港を巡ります。
この日、朝は曇り空で、船のデッキに出ると寒かったです
短パンの人もいれば、真冬の装備の人もいました。←正解
途中、鷹が見られました。
静か〜で、きれいな景色。
こちらはサーモンファーム。
面白そうなことを色々言っていたけど、写真を撮ってたら聞き逃した。
上に付いてるネットは魚が逃げないようにするためじゃなくて、鳥やアザラシから魚を守るためって言ってましたね。
あとは出荷先でサーモンの色を変えるとか。
アジア圏は赤みを強く付けるらしいです。
後半は、ゴードン川を上って、世界遺産の森区域に入っていきます。
船も電気エンジンに切り替わって、とても静か。
場所によっては波がなくて、水面が鏡のようでとても美しかったです。
静寂。
川の深さが深いので、水鳥はあんまりいないんですって。
ニョキニョキッと出ているのが、Huon Pineと言われる、タスマニア特有のとても特別な木です。
この木のオイルは水に強く、腐りづらいという特性があります。
そして、とても成長が遅く、2500年生きるそうです。
胞子を作り出すのが樹齢500年を過ぎてからという、大変貴重な木です。
この木のお陰で、開拓期のタスマニアは栄えました。
寒い中、船のデッキでこの静寂を眺めて、大自然に感動してました。
30分ほど停泊して、Huon Pineやこの世界遺産の森を見るため、遊歩道を歩きました。
この苔に覆われているのが、30年前に倒れてしまったHuon Pineだそうです。
上には色々生えていますが、木材としては全く腐っていないそうです。
そして、樹齢は2000年超え。
イエス・キリストが生まれた頃には生えてたって凄いよ。
散歩から帰ったら、お待ちかねのランチです。
バフェスタイルで、スモークサーモンやチキンもあり、結構豪華でした。
お代わりもして、たくさん食べちゃいました。
その後はSarah Island（サラ島）に寄りました。
ここではガイドさんが歴史について話してくれます。
それが、話が面白い方で当たりでした。
この小さな島は、1822年から1836年までの短い間ですが、イギリスからの罪人流刑地でした。
今は暖炉のあったところのレンガが残る程度です。
ここでは周辺で採れたHuon Pineを使って、造船が盛んに行われました。
最初は、ここに来たら最後と言われる程過酷な流刑地だったそうですが、最終的には罪人の待遇も良くなり、タスマニアの他の場所に流刑地が移動になりました。
この水に浸かっている木は、もちろんHuon Pineで、島を埋め立てて土地を広くしたり、船着き場や造船場を作るのに使われたものが未だに形が残っています。
凄いよHuon Pine
そしてストローン港に帰還しました。
最初は観光遊覧船に＄１５０か〜と思っていましたが、大自然に癒やされて、豪華なランチも食べられて、大満足でした。
船は新しくて、キレイで、揺れもほぼ無く快適でした。
私達は一番お得な船の中間部の席でしたが、十分景色は見れるし、それで良かったです。
サラ島でガイドしてくれた方が、とても上手に話をされていて、実は女優でもありました。
ストローンで30年以上続けられている劇で、この日も17時から開演されるということで行ってみることにしました。
https://roundearth.com.au/shipdates.html
お話は、実際にあった、サラ島からの脱獄した人の話。
これが、思っていた劇とは違って、観客参加型のコメディーショーみたいな感じでした。
私も危うくステージに上がることになりそうでしたが、拒否して免れました
結構な人数がステージに上がってたから、ほぼ満席に近いくらいのお客さんで助かったわ。
皆さん大爆笑してたけど、私の期待してたのとは違ったな。
でも、クライマックスの驚きの仕掛けには私も興奮して参加しました。
誰かもしかしたら行く人がいるかも知れないから、その時のお楽しみ秘密にしておきます。
この日はイースターサンデー。
前日の外食での追加料金にちょっとがっかりだったので、宿にBBQグリルもついていたので、自分で調理することにしました。
地元のスーパーで買ってきた惣菜サラダと、ステーキとPink lingというタラの一種。
初めて食べたけど、この魚が美味しかったです。
レストランで食べるより断然安くて、美味しくて、正解でした。
そして夕焼けを見ながらバルコニーで食べて最高
ストローン、何も無さそうだけど、十分楽しめました。