6月1日(土)
現在南アフリカのヨハネスブルグ空港におります。コーヒー一杯で居座りひたすらにパソコン作業をしていたら店員さんがホットレモン水をサービスしてくれました。ありがとう~!鼻歌がやたらクオリティ高い良い声の男性でした。
あの世界最恐と悪名高いヨハネスブルグ。アフリカに来るときここだけは避けたいとケープタウンから入ったのに結局来たのかい。
なぜならこの後行きたいマダガスカルにはヨハネスブルグから飛ぶと安いから。マダガスカルへの行き方を調べているとびっくりするほど航空券が高い。これはマダガスカル行きは難しいかもしれんなと諦めモードになっていたところ、出会った方にエチオピアかヨハネスブルグ発が安いと教えてもらいました。出発地点が違うだけで数万円の差があります。それならエチオピアかヨハネスブルグへ向かおうじゃないか。
エチオピアは遠いし空路はお金がかかるし、陸路でザンビアからケニア・タンザニアを通過して行くとまたビザとか治安とか面倒だししんどいな。ヨハネスブルグならボツワナも南アフリカもビザ不要。ヨハネスブルグは街の治安こそ悪いけど空港は安全らしい。ボツワナを通り抜けてヨハネスブルグの空港まで安全に向かう方法はないものかと調べていたら同じルートを通っているブロガーさんがいたので参考にさせていただきました。ありがたや。
ということで、南アフリカ、ケープタウンでじっくり丸1日かけてルート検討して出来上がったルートがこちらでした。
ハボローネまで計画通り来られました。あとはヨハネスブルグまで無事たどり着くのみ。
今朝はまた早起きで6時半発のインターケープバスに乗車。290ランド(2150円)。
走り出してすぐにボツワナと南アフリカの国境に到着。イミグレーションは混んでいて時間がかかりましたが特に質問もなくスムーズに通過。南アフリカ入国時にスキャンで荷物検査あり。また別室に呼ばれたので南アフリカ→ナミビアでの荷物検査のトラウマがよみがえるところでしたが、明日飛行機で出国するというとすんなり通してくれました。
バスはひたすらに走ります。ボツワナはだだっぴろい大地が広がる景色でしたが南アフリカに入ると山が見えるようになりました。あとオレンジか何かがなっている畑。途中町に入るとキレイに舗装された道路と立派なお店や高い建物。それから車道を歩いてサングラスやよく分からない小物を売り歩いている男たちや物乞いも。アフリカ大陸は南部しかまわっていませんが、南アフリカは特に発展した国なのをあらためて感じる一方、やはりあまり治安が良くないかんじもする。
移り変わる窓の外の景色を眺めながら音楽をきいていたらあっという間に時間が過ぎていきました。
お昼ごろ、ヨハネスブルグの町に突入。そわそわする。到着30分前から荷物をまとめていつでも動けるよう準備する緊張っぷり。
期待通りのいかにも治安が悪そうな写真が撮れました。郊外は普通の街並みですが中心地に入っていくと壁は落書きだらけ。
道路にもゴミが散乱していてなにやらフラフラ歩いている人が見受けられる。最恐都市という先入観もあってより一層治安が悪く見えてしまいます。
長距離バスはほとんどヨハネスブルグ・パークというバスターミナルに到着します。ここは空港行電車の駅とも繋がっていて警備員も多く、安全に空港まで乗り継げるらしい。なのでこのルートでヨハネスブルグ空港行きを決意しました。
そうは言ってもやはり緊張する。何事もなく空港までたどり着けますように。
バスを下りたら即荷物を背負いあげて駅方面へ。ちょっと迷いましたが空港行電車ハウトレインの駅へ到着。
一回きりの乗車ですが切符はなくICカードを購入しなければなりません。片道192ランド(1430円)。高!事前情報では177ランド(1300円)だったけどちょっと古い情報だったから値上がりしたのかな。
と思ったらどうやら本日2019年6月1日から価格が改正されたらしい。なんというタイミングだ。
駅ホームとハウトレインICカード。警備員が立っており安心できる。ぶらぶら歩いて新聞読んでたけど。
電車がやってきました。
内装も綺麗。電車内にも警備員立ってました。ここまで来ればもう安心でしょう。
途中サントンSandton駅で乗り換え。空港マークがついているので分かりやすい。
ついにヨハネスブルグO・R・タンボ国際空港に到着。計画通り無事たどり着けたことに達成感で満たされます。
空港内の雰囲気は特に悪いこともなく普通。今夜はここで空港泊です。