ビルの解体記事を読んで思い出したこと | 金ママの独り言

金ママの独り言

還暦を迎えた私の義実家との30年の戦いのつぶやき

こんにちは 

金ママです

 

今朝 地元新聞を読んでいて

駅ビル解体の記事がありました

 

大昔 私はこのビルのショーウインドウに

生け花の作品を活けるお手伝いをしていました

各流派持ち回りの当番制で年に数回でしたが・・・

 

小学生のころから華道茶道を習い事としていた私

家元にお願いされ 時期家元である息子さんとふたりで

担当していました

当時高校を卒業してすぐの私

息子さんは私より6歳年上  なんちゃんって呼んでいました

アイドル並みの顔立ちでお稽古仲間に羨ましがられていました

 

ある時 冬で寒く 白いコートに白いブーツの私に

そのなんちゃんが私の格好を見て

「足元にまで気を使えるなんていいね」

と一言

私はその一言に舞い上がったのを覚えています

 

兄と妹のような関係が何年か続き 

なんちゃんは京都に修行に・・・

 

なんちゃんに憧れていたお稽古仲間の何人かで

悲しんだこともありました

 

時が過ぎ 私も結婚し

なんちゃんも×2になって地元に戻ってきました

 

5年ほど前 家元宅に伺った時に

なんちゃんから

「ねえ あのころボクたち結婚の話が出てたの知ってる?」

と言われました

今更 そんなこと言われてもねえ

憧れの存在ではあったけど 他にもたくさんライバルがいたし

 

知らないところで大人たちが話をしていたのでしょうけど

あの頃なら 私どうしたのかなって思うけど

今は ただのおっさんとなってしまった憧れの君

 

ちっとも心がざわめきませんでした(笑)

 

そんな思い出を駅ビル解体の記事を読んで思い出した

金ママです(笑)