さよなら。
たった一言の言葉にこんなに重みがあるとは思わなかった。
ありがとう。
あなたが微笑んで言ったこの言葉を私は永遠に忘れない。
さよなら。
勝手すぎるよ・・・。
今はさよならしたくないもん。
でも、仕方がないからあなたを見送ることにしました・・・。
でも、受け入れられません。
実際自分の親を失ってみて・・・
初めて気づくこと、たくさんあります。
両親そろっている人には想像できないことです。
だって、数年前の私がそうだったから。
数年前、友人の両親がなくなりました。
でも、彼を励ます言葉はありませんでした。
だって、私には彼の気持ちが分からないから。
分かるフリはできる。
でも、それは本心じゃないから。
彼を励ませない。
黙って見守るしかありませんでした。
本当にそのことに関しては、何も言わず聞くだけ・・・。
強がるあなたが、私を遠ざけようとしたこと。
弱気になったあなたが私をそばにおきたがったこと。
全て、愛されていたからだと今更気づきました。
ささやかな言葉でも、小さな気遣いでも、あなたは私をきちんと見ていてくれたことに気づきました。
数年前の彼が言ったように、
「自分を愛してくれていたと気づいた。」
まさに私も同じ心境です。
私は幸い?
両親ともに亡くしたわけじゃないから傷は浅いんだと思う・・・・。
でも、傷って浅い、深いの問題じゃないんだよね?
傷は傷。
小さくても大きくても・・・・。
あなたと毎晩お茶を飲んでくだらない話をしたいです。
声が聴きたいです。
また、甘えてほしいです。
でも、願いはかないません。
あなたはもういないから。
さよなら。
と言われても、私はさよならできなかった。
いつ、さよならできるのかも分からない。
ただ、目の前の人生を生きるだけです。
あなたが好きだった笑顔で生きるだけです。
もう、私にはそれしかできないから。
あなたのためにできることはなくなってしまったから。
ゆっくり休んでください。
今、私があなたに言える言葉はこれだけです。
いつか、時が来たら、
さよならします。
そして、また時が来たら、
一緒にお茶を飲んでくだらない話をたくさんしよう。
ただ、笑って・・・・。
何気ない1日も大切な時間だったと今更気づきました。
愚かですが、あなたが居なくなってたくさんのことに気づきました。
あなたが気づいていたことばかり。

