年に二回の帰省に加えて、

思い返せば彼は、季節ごとにたくさんの思い出を重ねてくれました。


五月にはバーベキューに連れて行ってくれたり、

私がもともと娘と大切にしていた 琵琶湖への旅行 を、

彼も一緒に続けてくれたり。


バーベキューは、

彼の仕事の仲間たちにも声をかけるようになり、

年々、少しずつ規模が大きくなっていきました。


人数が増える分、準備は大変になります。

それでも彼は、

手の込んだ、楽しい料理をたくさん作ってくれて、

「今年もあれが楽しみ」

そんなふうに、みんなが待ち遠しく思う会になっていました。




琵琶湖への旅行は、

家族単位で行きたい という思いがあったので、

「全員参加」ではなく、

「行きたい人が参加する」形にしていました。


それでも不思議と、

参加する人は年々少しずつ増えていき、

その旅は、

彼の体調が悪くなる頃まで続いた、

かけがえのない楽しい思い出になりました。




私は今でも、水が大好きです。

夏になると、

人の少ない場所で、

ぽちゃぽちゃと水に浮かびたくなります。


何も考えず、

ただ水の音を聞いていると、

心がすっと静かになって、

とても癒されるのです。


皆さんも、

そんな気持ちになることはありませんか?




家族のことを思うと、

子どもが小さい頃は、

よくいろんな場所に連れて行っていました。


でも子どもが大きくなってからも、

私自身がそんな暮らしが好きで、

自然と続けてきました。


その結果、

彼と過ごした思い出の中にも、

そんな「楽しい時間」がたくさん残った。


それは本当に、

よかったことだったなぁと、

今、心から思います。




宙の便 COCORO舎 記