アメリカ(中西部)在住
重度ADHD→自閉スペクトラム症
診断を受けた小学生の長男
公立小学校の特別支援学級と普通学級
に現在通学中
最近の悩み
現在特別支援学級と普通学級に通う小学1年生の長男。
学校での1日の大半は普通学級で過ごしているようですが、普通学級内で長男が問題行動を起こせばすぐに特別支援学級へ送り返されます。
問題行動とは...
•授業進行を妨げるような行為
•クラス内で他の子へ弊害となる行為
などなど...
授業の間に長男が普通学級から特別支援学級へ送り返されることが多くなっている現状に対して、母親としてどうアフターケアをすれば良いのか分からなくなっております。
長男の場合の問題行動とは...
私の解釈では、Mathのクラスで2、3、5ずつスキップしてカウントしていくプリントで解く速さを求められると彼のキャパシティオーバーで癇癪が起きるよう。
普通学級→特別支援学級送還
長男が通う普通学級では、基本的にある程度時間を設けて子供達に問題を解かせているかと思います。
我が家の長男には定型児には充分であるとされる時間以上の時間がかかるようです。
その他の問題行動とは...
Language of Artsのクラスで長文を読解する時間でセンテンスの量が多くて読む気力を最初で喪失。読みたくないと癇癪を起こした。
普通学級→特別支援学級送還
学校で子供をピックアップする時に特別支援学級の担任の方から普通学級から特別支援学級へ送り返されたと直接言われた事もあります。(主に今日の出来事レポートのメモでの記述有り)
特別支援学級の担任の先生が言うには、
とのことでした。
インクルーシブ教育を私の視点で満足に受けられるであろう。という期待は、もはや傲りであると同時に幻想でもあると今更ながら我が身を持って感じました。
結局、家庭で準備する事と学校で出来ない事を見直して出来るようにするアフターケアが一番大切である。
公立の学校でIEPに入っているという点でありがたい事もたくさんあります。
ですが、インクルーシブ教育の中での定型児の子供達との関わり合いが増えれば増えるほど、彼らと息子との発達の差が成長に連れて開きに開いている現状を目の当たりにして母親としてはその現実に絶望しています。(一個人のネガティブな意見)
普通学級で今後も特別支援学級に送還される事が多くなると想定しております。
現在の息子の発達にインクルーシブ教育は見合わないのではないか。という疑念が私には現在、芽生え始めています。
公立ではなく、コスト(お金)をかけてプライベートの自閉症専門の学校に通えば彼を充分にサポート出来るかと思います。
しかし、現在の我が家の状況ではそれは無理なので、その選択は私達の選択肢には一切ないのです。
特別支援学級でも普通学級から送還されてきた時に、どこが出来なかったのか一緒にプリントの問題を見直してやるとちゃんと出来ているそうです。
また特別支援学級から息子の普通学級でサポートするエイドが毎度駐在しているわけではありません。
本人に聞くと現在はほぼ居ないそうです。
普通学級で本人が分からない箇所がある時はどうしているのか?と聞くと、
だそうです。
サポートが必要な本人がまず発言しないとサポートしてもらえない。という現実で更に絶望しています。
そもそも本人がちゃんと言わないと、他人にはあなたが何に困っているのか分かってもらえないんだよ。ということ自体を発達障害である7歳本人に響くように家で教えないといけない。
学校でサポート出来る人が常に居ないのであれば、ここは母親である私がボランティアとして学校に出ていった方が良いのか。。
という思いもある反面、本人が自分で解決出来るような自主性を身に付けて欲しい。という願いもあります。
更なる悩み
普通学級から特別支援学級へ返されることは今まで何度かよくあります。
今月の数週間の間で何日も続けてあって、多分あれがきっかけではないのか...と思うことがあったので少し話したいと思います。
長男が一度、朝着ていた服とは違う着替え(常に持たせています)で学校から出てきたことがありました。
本人に聞いてみると、
その汚れた着替え(ビニール袋に入ってます)はバックパックにちゃんと入っておりました。
汚した着替えを洗う気力が残っていない私はすぐに下着とズボンはゴミ箱へ。
バックパックも一度全部掃除してファブリーズでどうにか誤魔化して乾かしました。
その日以来から普通学級→特別支援学級送還されることが多くなったような気がします。
この出来事は普通学級に居た時に起きています。
きっと普通学級内ではこれをきっかけに、息子は担任の先生や生徒からも煙たがられている存在になったのかと簡単に想像がつきます。
本人は未だに「友達」という友達がどの学級にも居ないようです。
多くの他人から煙たがられていても本人には全く響いていないかと思います。
そういう子に対して、母親の私はどうケアをすれば良いのか全く分かりません。
他人に迷惑をかけても気にならない気持ちも全く考えられないので、同じ事が二度と起きないように。と準備することしか今のところは出来ません。
自分でお尻をちゃんと拭けない
以前からこの対策の為に、ニトリル手袋をさせて自分で拭かせたりとやっておりました。
ニトリル手袋をはめるまでにかなり時間がかかりますし、やっとはめたと思ったら、はめていない手でお尻を拭いて手を汚して壁に拭こうとしたり私に拭こうとしたりする始末。
着ている服まで汚すこともあってそれをまたブリーチで一度洗ったりシンクを除菌したりと凄い手間がかかって。。
便をする時にお尻をギュッと締めるようで、どうしても拭く面積プラスアルファが定型児より多い。(ここでは次男と比較)
恥ずかしいのですが、未だに大量のベビーワイプで毎度彼のお尻を私が拭いていることもあります。
いつになったら自分でお尻を綺麗に拭くことが出来るのだろうか。
7歳に対して求めているハードルが高過ぎるのだろうか。
音楽発表会が散々な結果に
小学校の1年生と2年生合同で音楽発表会がありました。
キンダーガーテンだった去年は仮病を使って早下校をした為に不参加となりましたが、今回は特別支援学級の担任の先生からメッセージをもらって、
風邪も引いていないので今回は連れていくことに。
家から出る前から本人は行きたくない、歌いたくないと断固拒否。
学校の駐車場から降りる時も癇癪。
校門の前で列に並んでいる時も癇癪。
癇癪とは、
泣きわめく、地面に座る、寝転がる、涙を流してどれだけ発表会に出たくないのか主張をする、並んでいた列から逃亡、近くの茂みの木の側から離れない....
などなどです。
ジムの中に入るまで怒って泣いておりました。
特別支援学級の担任の先生が壇上まで連れて行き集団の中で落ち着かせたと思いきや。
長男はずっと一番前の列で腕組みをしたまま全く踊ったり歌いもせず...
発表会自体が終わりました。
これほど悲しいことはないかと思います。
保育園の幼児でも集団の中でちょっと小躍りして、その保護者らがひたすら微笑みながら何事もなくその姿をカメラに納めることが出来ることかと思います。
それが、私には無理でした。
苦い経験となりました。
本人は壇上でウロウロしなかっただけマシかと思いますが、合同の音楽発表会で息子ひとりだけ腕組みしたまま何もしないで突っ立ってるだけ。
それを見に行く価値は果たしてあったのだろうか。
本人が嫌ならさせなくても良かったのでは。
集団で歌うことが大人になって役立つことはあるのだろうか。
まずやるべきことが今の時点で出来ないのであれば、大人になった時に何が出来るのだろうか。
やりたくない事もやらないといけない、どうしてもやりたくなくても癇癪を起こさずに自分の情緒を安定させないといけない、とりあえず嫌でもやってみるということが出来るようにするケアを親としてどうすれば良いのだろうか。
どう考えても何が得策か分かりません。
今後もずっとこういうことで悩むかと思います。
悩んで悩んで思考錯誤している間に彼は成人するのでしょう。
時が解決するかと思いますが、本人を追い詰めない程度に集団生活と少しでも向き合えるようにサポートするしかないかと。