事故に遭遇した事に背中を押されて
葬儀司会者として歩み
6年4ヶ月。。。
これまで尊い1000人以上のお命を送らせて
頂きました。
当初 願っていた
「悲しみを共有し 癒して差し上げる事ができないのか」
今はそんな大それたた考えはなくなりました。
察する事はできても
~本当の悲しみは当事者にしか
わかりえない~
この事をしみじみ思う今日この頃です(..)
けれども せめてあの悲惨な事故に遭遇した私だからこそ
出来る送り方が きっとあるはず
そう考え 探し求めながら 日々 歩んでおります。
そして これまでの葬儀の仕事を通じて 学んだ事は
人の一生 最後は
物やお金を残す事が大切ではなく
どれだけ 人を残せるか
人と人の絆をどれだけ残せるか
思い出をどれだけ人と紡ぎ
それをどれだけ残せるか
が いかに大事だという事。
そして 今日を生き切り
最後まで
一生懸命 生き切る事。
それが大切だということでした\(^-^)/
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この事故をきっかけに
本当に沢山の出逢いがありました。
ご遺族、負傷者とそのご家族
救助してくださった皆様
事故に携わった皆、皆様

・(空色の会 福知山線脱線事故負傷者と家族の会の皆様)

・(ずっと一緒にいてくれた「うぃっしゅ」のメンバー)
応援してくださった
数えきれないお世話になった皆様
本当に有り難うございましたm(__)m
始まりは不幸な事でしたが
私にとって 辛くとも貴重な10年でした。
マイナスをプラスに替える生き方を学びました。
まだまだ これから私の人生 山あり 谷あり
だと思いますが これからもこの大きな
体験を忘れる事なく 前だけを向いて歩いて行きたいと思っています。
事故10年目を迎えるにあたり
どうしても かきとめておきたかったのですが
拙い文章になりました。
そしてこんなblogを
最後まで読んでくださった皆様
有り難うございました!
もしかして
最初から読んでくださったんでしょうか?
本当に感謝 感謝です\(^-^)/
有り難うございましたm(__)m
そして これからもどうか宜しくお願い致します‼
最後にこの事故でお亡くなりなられた方の
安らかなる事
ご遺族ご親族の皆様が
少しでも癒される日が参りますように
怪我や精神的な負担から未だ苦しんでいらっしゃる方が早くお元気になられる事を
心から こころから
お祈りしています!
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もうまもなく10年目の「あの日」が
やって参ります。。。