こんにちは!

ほとんど石けんが登場しない

手作り石けん教室のブログです。



今日は石けんの話題!

レアでございます。




写真に写るはパパイヤ茶。

当ブログではお馴染みの内牧パパイヤ農園さんから

分けていただいたものなのですが



これは葉を取り除いた葉脈の部分。

とにかくこれが苦い。



普通にお茶にしても苦いのを

さらにコトコト煎じてみました。



味見してみました。

どわー!!!

声として認識してもらえないような

叫び声と共に吐き出してしまった。

シンクの上で味見してよかった、、、



母に飲ませてみたところ

(罰ゲームやドッキリではないので

すっごく苦いよと伝えた上で)



「苦いけど、苦さの向こうに甘みがある」



となんだか通ぶった感想をもらったので、

その苦さの向こう側っつーものを見たくて

再度味見、そして再度吐き出すという、、、



いいんです。

飲むように作ったんじゃないんです。

石けんに入れ込むため。です!



石けんに入れるのならば

どんなに苦くて飲みづらい味だっていい!

むしろ成分がたくさん抽出されているであろう

この苦汁を手作り石けんに投入してみました。




いい感じのトレース!

トレースは直訳すると線とか跡という意味。




ぐるぐるかき混ぜた生地を垂らし、

線が出て、すぐに消えない状態を言います。



トレースが出ると中でどんどん

鹸化反応が始まっているよという合図。



型入れに入ります。

今回は3色に色付け。

パパイヤの皮の色味のグリーン、

中身の果肉の色味の生成り(着色なし)、

そしてパパイヤの木の模様のイメージで茶色です。




思い付きでこんなデザインにしてみました。



茶色い生地をぽこぽこ落として〜



この時点でチョコチップみたいで美味しそう。



次に同じ場所に生成りの生地を。

チョコレート×ホワイトチョコみたい!

つややかで美味しそう。



丸い模様がちょっとつぶれて

おにぎりみたいな感じになっています。



次にグリーンの生地を。



抹茶のチョコレートが加わりました!



そして完全におにぎり模様!

隙間がなくなりました。



これをもう1ターン繰り返してみました。



するとこんな感じに。


隙間が埋まり、また丸の模様が出現。

とにかく可愛い。



でもまだ生地あまってるな、どうしようかな。

隙間にも入れてみました。



そして悩む。

ここでこのまま終了するか、

混ぜ棒を入れて生地をぐるぐるかき回すか。



迷って迷って

石けんの上部にのみ、流れるような模様を

ほどこしてみることにしました。





森みたいなカラーリングになりました。


カットがたのしみだなぁ〜!



数日後。

カットしてみました。




じゃーん!

なんとも楽しいデザインの石けんになりました。



落とした生地の加減で

切る場所切る場所で

模様が微妙にちがっていて

とても素敵です。



このデザインは

教室メニューに取り入れたことがないので

何かにしてみようかな。

なんて妄想が膨らむ

大野なのでした。