こんにちは♪
アンビーの大野澄江です。
今日は香りと記憶についての実体験のひとつを。
ふと香ってくると、記憶がぶわっと蘇ることってありませんか。
私はいくつかあります。
そのうちの一つ。
私は菊の花の香りが鼻に入るとそれを強烈に感じます。
そして何とも言えぬ気持ちになります。
私は幼い時に父を亡くしています。
幼稚園の年中さんの頃。
まだ5歳でした。
静岡駅の近くでとても大きな事故があり、何人もの方が犠牲になりました。
私の父は消防士でした。
葬儀などにはたくさんの白い菊の花があしらわれていました(あしらう表現が適切かどうか分かりません)。
実家は神道だったのもありますし、今の時代のように葬儀にもカラフルな花をという感じではなかったと記憶しています。
棺にも真っ白な菊の花が敷き詰められていた。
菊の花の香りは5歳の私の心の深い深いところに刻まれました。
今も菊の花の香りが鼻に入ると、それを思い出してしまうのです。
こんなに切ない香りの思い出話ばかりではありませんけれどもね(*^_^*)
香りをかいだとき、
「あー、これどこかでかいだことがある!!
なんだっけ!いつだっけ?!」
と思うことってありませんか。
「ま、いっか」
で済まさずに、是非脳を活性化させてみてくださいね♪
車からは降りなかったので海の匂いは感じなかったけれど、私の潮の香りの記憶は何だろう。
色々と記憶や思いをたどっていくのも面白いですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。