竹田の町と原尻の滝 | アンカー星人のロードバイク日記。

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ロードバイク・サイクリング・ポタリングに関するブログです。
自転車ライフの楽しさを綴っています。
LINKして熊本県を中心とした九州のスポット等を時折ご紹介させていただきます。
また、人と人との輪を広げられれば尚Good!

以前から気になっていた所を訪ねる。

 

10月11日。

朝6時過ぎに漕ぎ出す。

 

早朝の鞠智城はちょとひんやりしていたけれど、

 

 

菊池渓谷を上って行くと

 

 

汗ばんできた。

 

 

上の方は もうすっかり晩秋。

 

 

風がビュービュー吹いて、ウインドブレーカーを羽織っていても寒いくらい。

 

 

レストラン北山の自販機横で一息。

 

 

そして、リスタート。

 

 

何回走っても爽快な気分にしてくれるミルクロード。

 

 

 

 

国造神社から上がって来たところ。

右手に五岳。

 

 

左手には九重連山。

この辺りも密かに(?)絶景。

 

 

ヒゴタイロードを走り、1年前に風車が撤去された うぶやま牧場前や、

 

 

随分前に行ったことのある やまなみリゾートゴルフ場前を通過して、

「道の駅 波野」近く 国道57号線に入る。

 

 

出発から約77Kmで大分県竹田市に突入。

 

 

ここからは快適な下りで楽ちんだけど、

帰りがしんどそう。

 

 

程なく走って、ほぼ目的地である天神交差点の

 

 

ど真ん中へ着いた。

※福岡天神じゃないよ。ここは竹田市。

 

 

腹ペコで倒れそうなので、先ずは腹ごしらえ。

リサーチしておいた「天神丸福」。

大分と言えば 唐揚げ。

ここは、唐揚げ一筋60年らしい。

 

福岡のラーメンが庶民の文化になっているように、唐揚げがこの辺りの文化らしく、お客さんがひっきりなしに入って来る。

 

 

定番の定食をオーダー。

 

 

なるほど、サクッと揚がって身はジューシー。

ただ、ちょっと塩分多め。

汗をかいたローディーには丁度いいかもね。

 

 

さて、まだまだお腹が満たされないので、予めリサーチして絶対に行くと決めていた高評価の蕎麦屋さんへFe補給しながら碁盤目の城下町を数百メートル走る。

(阿波屋)

 

 

すると、お~、あった、あった!

ここ、ここ!

 

 

けれど、

なんと、蕎麦 売り切れ。

 

・・・。

 

これ、人気店あるあるだね。

 

 

かなりショックだったけど、気を取り直して「国指定史跡 岡城跡」へ向かう。

 

 

(まぶ)

 

 

中心地から直ぐの所にあった。

 

 

早速、登城手形(入場券)300円を購入。

自転車は、チケット売り場の直ぐ横に置かせてもらった。

 

頂いたパンフレットを片手に、SPDシューズで散策開始。

 

茶褐色の岩は、鉄分豊富な証拠の錆ですかね。

 

 

ここから上を見ると躊躇してしまうくらいの登り。

 

 

大手門跡。

〝大手門〟の由来は〝追う手門〟だと社会の先生がおっしゃっていた。

 

 

門跡。

 

 

「難攻不落の堅城」と呼ばれただけあって、断崖絶壁にそびえる

 

 

堅固な石垣は圧巻だ。

 

 

二の丸には「荒城の月」作曲の「滝廉太郎」像。

背には九重連山。

 

 

そして 本丸。

ガラーンとしていて、正に「荒城の月」。

 

 

静寂が訪れる夜間帯は入城できないけれど、夜風がそよ吹くその刻に来てみたくなった。

 

 

(岡城の南側を流れる白滝川)

 

 

ところで、城跡内に流れていた「荒城の月」のメロディー。。。

曲の一部に違和感を感じる。

 

絶対に半音違う!


帰って調べてみると、「荒城の月」は2パターンあるらしい。

 

一般的に知られているのは、滝廉太郎のオルジナル(1901年)ではなく、ロシア革命と同年に山田耕作によって編曲されたものだった。

その詳細は→ コチラ

 

 

 

さて、再び中心地へ。

すると、ん?

この置物はいったいなんだろう?

「だるま」と「おかめさん」と「マトリョーシカ」を足して三で割ったような いで立ち。

 

 

 

 

 

 

これも あとで調べてみたら、「姫だるま」とのこと。

 

 

碁盤目状の城下町には

 

 

どこか懐かしさを感じ、

 

 

旧滝廉太郎邸、

 

 

観音寺十六羅漢

等、外人客も回っていた「九州オルレ」のコースを少しだけ回る。

 

 

そして、本日の宿「吉富」へ。

 

 

(輪行 間違い探し)

 

 

今夜はこちらでビバーク。

安いし、寝るだけなので十分十分。

 

 

屋上ではキャンプも可能で、ちょと覗いてみたらホントにテントを張ってキャンプしている人がいた。

 

 

本日の走行距離:97Km。

 

 

それから一旦シャワーを浴びて竹田の町をブラリ。

お腹はペコペコ。

何処かいい店があるかな?

と思いながら探索するも、殆どの店が午後5時~7時には閉店するみたい。

 

それで、慌てて閉店間際のスーパーへ駆け込み、宿に帰ったら再びシャワーを浴びて夕食。

 

カップニャードルと、

 

 

プッチンプリンで飢えをしのいだ。

 

 

明日の「滝探索」に備えて、また、大体 宿では熟睡できないから早めに寝床へ。

 

ZZZ。。。

 

 

次の日の朝。

5時頃 目が覚めると、娘から〝出張先の久留米で体調が悪くなったから迎えに来て欲しい〟との連絡に気付く。

 

え?! このタイミング?!

 

・・・。

 

〝昼からなら迎えに来れる。〟と返信。

 

 

それで、開店と同時刻の6時45分に宿内で朝食。

ほぼ漬物定食だけど、女将さん一人で宿全ての事を切り盛りされているらしく、文句はナシ。

 

セルフでチェックアウトして、即 本日の目的地へ向かう。

 

 

食べてみたい「巻き寿司」で有名な「寿屋」をスルーし、

 

 

 

 

大急ぎで隣町 豊後大野市にある東洋のナイアガラ「原尻の滝」へ。

 

 

 

 

 

 

(原尻の滝)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(川の中の鳥居)



(原尻橋)

 

 

(不動明王)

 

 

 

 

 

 

この辺りで名所を巡り、その後 内牧のシュークリーム経由で帰る予定だったけれど、娘の件でカットして再び竹田市へ急いで戻る。

 

 

そして、岡城跡北側を流れる稲葉川を渡って

 

 

豊後竹田駅へ。

 

 

ロードバイクを袋詰めしたら、乗車券と特急券を購入。

2680円也。

 

 

「姫だるま」に別れを告げ、プラットホームにて電車を待つ。

ここで流れる「荒城の月」は編曲済版。

 

 

すると、程なくして娘から連絡アリ。。。

 

会社の方が迎えに来てくださるので、わたくしの迎えは必要ないとの事。

 

それは大変ありがたいこと。

 

だけど、

 

え~?! このタイミング?!

 

・・・。

2680円も出したし、殆ど関係ないけど2日後の10月14日は「鉄道の日」だし、まいいか。

 

そういう訳で、何か不完全燃焼のまま電車で帰路へ。

何処かの駅で停まっていたKURO。

 

 

立野駅では人生初のスイッチバックを体験。

前方の運転席にいた運転手さんはいなくなり、後方の運転席へ。

只今、バック中。

 

 

 

そして再び前進。

 

 

光の森駅で下車したら、

 

 

再春荘病院前の やっと安全で機能的になった踏切を渡り、

 

 

真新しい御代志駅前を走って直ぐの

 

 

「五島庵うどん」へ。

 

 

昼定食。

 

 

麺は五島ますだ製麺からのお取り寄せで

 

 

ツルツルと上品な蕎麦みたく 喉ごしが良く、

 

 

スープは美しくて勿論いい味だし、

 

 

高菜の味がしっかりご飯に溶け込んでおり、

 

 

チキンカツは サクサクやわやわ、

 

 

キャベツは瑞々しく美味しい。

こんな風に うっぷん晴らしを兼ねた食レポをして、

 

 

キラキラ眩い満開の蕎麦の花を

 

 

堪能しながら帰宅。

2日目のロードバイクでの走行距離:50Km。