1月19日。
語呂合わせだと「119番の日」。
※ホントの119番の日は、11月9日。
ちょっと余談だけど、こちらの語呂合わせ・・・
「1192(いいくに)つくろう」で、鎌倉幕府が成立した年号を覚えた人は多いはず。
(源頼朝)
しかし、現在の中学歴史教科書の多くは、鎌倉幕府の成立が、1192年ではなく 1185年に変わっており、語呂合わせなら・・・
「1185(いいはこ)つくろう鎌倉幕府」ということになるのだ。
それはさておき、「1月19日」。
1月17日に山鹿市の中心地でおきた火災現場跡を見に行く。
ただ、午前中、母君を眼科に連れて行ったので、昼間のちょびっとだけ。
“難を転ずる” 南天の実カラーのCXで出発。
途中、消化水利や
防災無線等を確認しながら進む。
この無線機には、山鹿の「山」と、
弁慶ヶ穴古墳の壁画の船(らしきもの)を
ミックスしたシンボルマークが入っとる。
※「ノアの方舟」を連想してしまう。
気をつけよう マッチ1本 味の素
という標語を昔作って、先生にこっぴどく叱られた事を思い出す。
それとは真逆に、御時世を反映した素晴らしい標語入りで心温まるポスター。
現場はまだ交通規制されていて、物々しい雰囲気。
被災された方々には心より御見舞い申し上げます。
m(_ _)m
その火災当日。。。
現場には消防、警察がいち早く駆けつけ、消化活動、交通整備等が行われた。
そして、地元消防団も同様。
以前わたくしが所属していた部やら、職場の後輩数名も懸命に従事した。
(画像:YCCのKDMさんより拝借)
23時頃鎮火。
それから各詰め所に戻り、ずぶ濡れになったまま寒さをこらえてホース干し。と、
諸々点検を終えて、帰宅。
風呂に入って、飯食って就寝し、起床したら普通に出勤。
火事があったエリア担当の部は、再び出火が起きないよう一睡もせず、翌日の夕刻まで見張り番となる。
この時、気になる本来の仕事。。。
消防団に理解のある職場では、「職務免除」という形でみてもらえる。
が、会社によっては渋い顔をされるところもある。
幸い、わたくしの職場は「職免」扱いにしてくれる。
ご存知のように、消防団は日頃からの機器点検、
消火栓等の点検は勿論、
一般建物火災・山林火災等 火災全般
(積載車の入らない山林火災は小型ポンプとホースを担いで山歩きしないといけないのでマジしんどい)、
台風被害、
水害、
行方不明者捜索
(カンカン照りの捜索はマジしんどいし、スマホがまだ普及していなかった山林捜索では、こっちが行方不明になろうとした事があった。
また、河川にてボートから大きい爆弾針みたいなものを投げ込んで御身体を探すのは、言ったらいかんけどいろんな意味でキツかった。
御家族によっては、“まっぽしさん”に頼まれるケースもあり。)、
等が主な仕事で、
あと、正月にある出初式。
(キンキンに冷えた鉄板入りのブーツを履いて、直立不動でお偉いさん方の話を聞くの。。。長いし、言うてる事みんな一緒。)
( ;∀;)
まあ、時々つらい事もある。
しかし、それでもその活動を突き動かすのは “地域貢献という使命感”。
と言えば大袈裟だけど、なんかあったら行くヨ♪ という感じ。
そして、それを後押しするのは、地元の方から頂く暖かい一言。。。「お疲れさま〜。」
更にこんな差し入れがあると、モチベーションが上がる。
(笑)
そんな訳で、既にOBのわたくしが言うのもなんだけど、消防団の活動に ご理解・ご協力、よろしくお願いいたしたいところ。
m(_ _)m
共に
いいくに つくろう
いいはこ つくろう
さて、そこから災害時に司令塔となる山鹿市役所へ。
ここの防火水槽は
勿論、耐震性。
そこから豊前街道を抜け、
菊地川へ。
この辺りの水門を管理している部。。。
これまた大変なのだ。
その後、
北風の中、
押しくら饅頭したそうにしている
まん丸に膨らんだ鳩を眺め、
また、
スリリングな光景に
ヒヤヒヤしながら、
消防活動の基盤となる山鹿市消防本部へ。
ここの正式名称を 一度聞いて覚えられたらマジ凄い。。。
「山鹿・植木広域行政事務組合消防本部山鹿消防署」
(いいくに いいはこ)
そういえば、明日1月20日は大寒。
しばれる体を吉田屋の
灯籠饅頭で温めながら、
密になるので当面実施不可能な
押しくら饅頭を妄想し、
気分も温まって帰宅。
走行距離:20Km位。