あなたは充分な睡眠がとれていますか?
若い時は寝床に入ったらすぐ眠りについていたのに、最近では眠りにつくまで時間がかかったり、
突然夜中に目が覚めたり、朝早く目が覚めもう眠れなかったり、そんな症状ありませんか?
私もそうなんです。若い時は、起こされなかったら、昼まででも平気で眠っていたんですが、
歳とともに睡眠時間が短くなってきました。
ま、それが自然の摂理なんでしょうが・・・
ここでは不眠症について取り上げているんですが、その原点である睡眠について考えてみました。
私たちが普段何気なくとっている睡眠は、
身体と脳を休息させるといった生きていく上において大切な役割を果たしてくれています。
人間は一日で身体も脳もかなり疲労が溜まります。
それが睡眠を取ることで回復することができ、
また次の日も身体も脳も働かせることができるんですね。
ところが、睡眠が不足してくると脳と身体の回復が悪くなり、集中力に欠け、イライラし、
体がだるいなどの症状が出てしまいます。
それに、睡眠時には成長ホルモンが多く分泌されるんです。
それにより、身体を成長させたり、修復させたりすることができるんです。
特に小さな子供達にとっては、睡眠中の成長ホルモンが身体の成長に大変重要なんですね。
でも我々大人達にとっても皮膚や血管や筋肉などの細胞の修復をする働きがあるんです。
さらに、免疫力をアップさせるためにも睡眠は重要です。
睡眠中に免疫力がアップすると、病気を治す自然治癒力が高まり、自然の力で病気を治そうとします。
そのためには早めの睡眠が大事です。
その他にも睡眠の役割には、ストレス物質を除去する働きがあります。
誰もが毎日生きていく上においてはストレスが溜まってきます。
そこで人間は睡眠を取ることで脳内で睡眠物質が作られ、
ストレスの原因となる有害物質を取り除けるようになっています。
これらのことから、人が体を維持していくには睡眠は欠かすことができない大事な行為なんですね。
それだけに、不眠症といった症状は困ったものです。百害あって・・・よいうことになるでしょうか。
あなたも私も良い睡眠をとるようにしましょう。