あれから3年…
突然の訃報に何もかも全てを持っていかれた気がしたのが昨日のことのようです。
今日は忘れもしない、福岡時代にずっとお世話になっていたライブハウスのマスターの命日。
思い返せば専門学校卒業前に初めて弾き語りライブをしたのは、マスターのライブしてみらんね?の一言がキッカケでした。
この3年、ずっとこの時期は鬱で訃報の連絡を受けた時も、ボヤけた頭の中からしっかり受け応えできなくて嘘やろ?まさか…とただただ連呼したのを鮮明に覚えています。
遡ること更に一年前に大分に帰ってきていた私は、その時すぐにお別れに行けずずっと現実を受け入れられないまま。
翌年の夏やっと仏前に手を合わせることかできて、そこで初めて現実に感じることができたような気がします。
マスターから教わったことは数えきれないし、田舎っ子の私ひとりでは想像もしていなかったいろんな人との出逢いもあって、感謝してもしきれません。
音楽のことで悩んだり壁にぶつかった時、ふとあなたの声が聞こえてきます。
今日も天国でおいしいお酒呑んでますか??
また庭にかぼすが成ったら持って行くけん待っとってね!マスター。
いつの日かの再会を楽しみに、今日も私は元気に生きてます。
これからもみんなのこと見守っていてね。
そして、けしからん時にはいつものように叱ってください。
最後にPAしてもらった日に言われた、「ピアノうまくなったやん!」の一言ずっとずっと忘れんよ。
わたしのペースで音を楽しんでいきます。
病気してても生かされていることに感謝を忘れずに。