夢枕獏原作の『陰陽師 瀧夜叉姫』のドラマ化らしい。2020年にテレビ朝日系列の日曜プライム枠で放送されたそうだ。

実はあんまり平安時代に興味がないのだが、最近、NHK大河ドラマ『光る君へ』を観ているので、少しだけ興味がわいてきて、夢枕獏原作、岡野玲子作画による『陰陽師』もぼちぼち読んでいる。

このドラマで安倍晴明を演じるのが佐々木蔵之介とあっては俄然興味もわく。

原作は実在した安倍晴明を主役としたフィクションなので、陰陽師がパワフルだし、式神がやたら万能で便利。

時代は平将門の乱から20年後と言うことで、まだ紫式部も生まれていない。

平将門の乱の頃にすでに安倍晴明って存在してたんだーっとか、平将門の乱って紫式部が生まれる前の時代だったのかーとか、歴史に暗い自分はそこからの発見であった。

何しろ日本三大怨霊と言われる平将門がラスボスってことで、平将門の乱に関わった人々にのろいが降りかかるというあたりの展開は面白かった。

自分は陰陽五行思想もよくわからんので陰陽師の術がなかなかエキゾチックで新鮮に感じる。基本的にはお祓い系のお話が好きなんで、そのあたりは楽しめたな。