コロナの影響で何度も公開延期となっておりましたが、やっと観られました。
言うまでもなくアベンジャーズに登場したブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフをメインとした作品で、「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ24作目にあたります。
時系列で言うと、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続くエピソードで、それに伴いナターシャの少女時代も描かれます。
ちなみに、ナターシャの少女時代を演じるのが、ミラ・ジョヴォヴィッチの娘 エヴァー・アンダーソンで、母親とくりそつっぷりを発揮!
今回この映画を観に行って、まだまだ続くMCUシリーズの予告にため息が出てしまいました。
ネタばれ
ナターシャは自分を暗殺者ブラック・ウィドウに育て上げた非人道的組織レッドルームを壊滅する為に動き出すが、その過程で少女時代疑似家族として過ごした家族4人と共に組織に挑むことになると言うのが大雑把なストーリー。
疑似の父親がキャプテン・アメリカに対抗してロシアが産み出したスーパーソルジャーだったが、今や見る影もない肥満体と化しているのが面白い。
また疑似の妹エレーナのキャラも立っていて、なかなか良いコンビだった。
ナターシャが登場する際に格好つける姿を揶揄したり、自分もそのポーズをとろうとして「絶対わざとやってる!」とぼやくところも笑える。
ブラック・ウィドウたちがレッドルームの支配者であるドレイコフに逆らえないようにフェロモンで抑制されているというアイディアがなんだか妙だった。フェロモンか…って感じで。
基本的にはブラック・ウィドウは全員女性なので、ひとりの男にフェロモンで支配されてるってなんかえぐい設定だよね。
相手の動きを完コピ出来る暗殺者として現れるアントニア・ドレイコフもなにげに女性だったと言うのは意外性があった。
まあ、相変わらずの派手なアクションの連続で、ちょっと観ていて疲れてしまう。
ラストのおまけは、一応ナターシャは『アベンジャーズ/エンドゲーム』では死亡したことになっているが、お墓参りに来たエレーナは彼女が死んだ原因がホーク・アイであると吹き込まれる。ここからエレーナは疑似姉の復讐に立ち上がるというお話でも出来るのだろうか? しかしホーク・アイはとんだ逆恨みだぞ!
ちなみにホーク・アイとナターシャの関係を描いたスピンオフが観たいな。
