ベタで、中身のない、でも映像だけはど派手なディザスタームービーを求めると肩すかしをくらうというか、ジェットコースター乗るつもりだったのに、途中途中にフライングカーペットとかお化け屋敷とかが入って、なんか期待してたんとちゃうって言う物足りない感。
いや災害てんこもりで楽しいは楽しいのだけど…。
エド・ハリス様は素敵だけど、お年を召されましたな。
ジェラルド・バトラーのこってり感で若干胸焼けします。
ネタばれ
やたら規模の大きい大統領暗殺計画だわさ。
世界の気象をすべて操れるすごい衛生だもの。そりゃーうっかりすれば兵器活用に利用されるだろうさ。
なのにセキュリティゆるゆる。
真っ先に日本にヒョウが降ってましたが、その後どうなったんでしょう。あれは銀座の和光ビルがある十字路でしたね。
リオの氷結シーンはちょっと楽しかったです。片足だけ氷って身動きとれないぎりぎり状態で助かるなどの演出があるともっとよかったな。
竜巻、津波といろいろてんこ盛りでしたが、結構あっさり描写で終わってしまう感じ。
それより陰謀をめぐるサスペンスの方に重きを置いてる感じで、でもこの際誰が黒幕でも裏切りものでもどーでもいいかなー的な感じもなきにしもあらず。なんかこの映画に求めてるのはそういうサスペンスじゃないんだなーっていう、フランス料理食べに来たのに、途中に長々中華料理をふるまわれるような感覚ね。
中華は中華で美味しいけど、今日はそのつもりで来てなかったしっていう、もういろいろ例えて必死に伝えようとしてますが、伝わったでしょうか。
そんなサスペンスは手短に終わらせて、なんだったらいっそジオストームが起こって世界崩壊まで行って欲しかったなー。