前作を結構忘れてたんで、人間関係とか思い出しながら観てた感じ。
ポスターや予告でネタばれになってるから言ってもいいと思うけど、やっぱりコリン・ファース復活が嬉しいですよね。というか、コリン・ファースが復活しなかったら続編は別に観なくてもいいかなーって思ってたくらいなんで。
ペドロ・パスカルが大活躍なのも嬉しいじゃないですか。
アクションシーンも相変わらず格好いいし、楽しめましたよ。
ただ、やっぱり一作目のコリン・ファースの教会での長回しアクションを超えるものがなかったような。
そして、チャニング・テイタムのあの扱いは?
本当はチャニング・テイタムはペドロ・パスカル的な役割をする所だったのに、スケジュールの都合で撮影に参加出来ないのでああいう形になったのではないかといぶかってますよ。
ジュリアン・ムーアは『マップ・トゥ・ザ・スターズ』に続き、こういう役にはまるなーと思います。
ネタばれ
コリン・ファースの復活はいいのだけど、記憶喪失の1年間で勘が鈍り、蝶の幻覚まで見ていた彼がそのあたりをどうやって克服したのかがなんとなくふわっとしたままなのが気になった。
その為彼の復活にはもうひとつカタルシスが足りない。最初は勘が狂って弱くなっちゃうのはいいとして、それを克服して切り換えた時点で圧倒的に敵をやっつけるカタルシスが欲しかったな。
あと、イギリス映画だからなのか、最終的にお姫様と結婚してめでたしめでたし的な結末が非常に古くさいなーっと。
また、そのお姫様が全然魅力的じゃなくて、隠れてドラッグやってるような人なんで、なんか、女性の趣味悪いなーって気分。
マーリンの死はなかなか印象深く辛いが、現場に出てみたいと願った彼がたいした活躍を見せないままあの末路は残念すぎる。
チャニング・テイタムはゲイリーよりもかなり強かったのに結局活躍がなくて勿体ないキャラクター。そこにはやっぱり大人の事情を勘ぐってしまう。
相変わらず人肉ハンバーガーとか描写えぐいね。