なんだか無性に観たくなって久しぶりに再見しました。

 

第1話「偏見の恐怖」

ジョン・ランディス監督

観た当時は随分ひねりもなにもないストレートな教訓話だなーなんて思ったけど、ヴィック・モローが撮影中の事故で亡くならなければどういうお話になっていたのだろう。

ベトナムの子供を助けるシーンが撮影されていたということは改心して元の世界に戻るって展開だったのかなー。

 

 

第2話 「真夜中の遊戯」

スティーヴン・スピルバーグ監督

80年代のスピルバーグは『E.T.』にはじまりお涙ちょうだいが鼻につくなーなんて思ってたけど、この短い間になんだかわからない感動を描くのはすごいなーっと思う。でもこのお話って老人の幼児退行現象を描いているようにも思える。

曲はずっと毎度お馴染みジョン・ウィリアムズだと思っていたら、ジェリー・ゴールドスミスなのね。ジョン・ウィリアムズっぽい感動曲。

そして今更ながら謎の老人を演じる黒人スキャットマン・クロザースって『シャイニング』のハローランかって気づいた次第。今更だけどね。

ひとりだけ旅だった少年がどうなったのかちょっと気になるんよ。あの子はきれいな子供だったな。老人の時も素敵なおじいちゃんだったし、あの美貌と楽天的な性格で第二の人生も謳歌しそう。

あの老人みたいに楽しくてあっと言う間の人生だったなんて言える人生送ってみたいねー。

 

 

第3話 「こどもの世界」

ジョー・ダンテ監督

表現主義的な世界観が魅力。カトゥーンの世界ってリアルではとても怖いです。

誰にも愛されず恐れられる少年が、自分だけの美人教師をゲットするっていうのは、ある種男の願望なんですかね?

それとも天才少年を教育出来るって言うのはある種の女にとっては快感?

いずれにせよこのふたりがその後どうなるのか、すごく気になるお話です。

 

 

第4話 「2万フィートの戦慄」

ジョージ・ミラー監督

やっぱりこのお話が一番好き。ジョン・リスゴー良い俳優だったなー。あ、まだ存命か。

このお話ってジョン・リスゴーの顔芸だけで怖いもんね~。

ものすごく緊迫感がありテンポのよい映画です。のちに『マッドマックス』の監督と知った時はらしいのからしくないのかいまいちよくわからず戸惑いました。

 

ところでほとんどどの話しにリチャード・マシスンが原作や脚本として絡んでたんですね。

今回はいろいろ今更なことばかりに気がついています。