ベネディクト・カンバーバッチ? 
マッツ・ミケルセン? 
どうでもいい! 
この映画一番素敵なのはティルダ・スウィントン様よ~ハートハートハート 
相変わらず高潔なユニセックスぶりでした。

それはともかく、まさに映画館で観るべき映画! 映像はとっても楽しかった! 
ストーリーはプロット自体は単純明快なんだけど、魔術のルールみたいなものが雰囲気でわかったような気分にはなるだけで実はいまいちよくわからんかった。 
わからんからと言って問題になる映画でもないけどね。 
マント可愛かったなー。
 
ネタばれ
モルドの影が薄いというか、カエシリウスの野望を止めるためにもモルドの協力が必要と言う割には、香港に行ってからモルドって結局なんの活躍もしないままに終わったような…。
ウォンは蔵書室を管理し、勝手に本を持ち出す者は殺すとまで言ってるのに、ストレンジにほいほい本を持ち出されたり、結構不在な事も多くてストレンジに好き勝手されていたような。アガモットの眼も無防備に置いてあるけど大切なもんじゃないのかな? あんなんじゃ、またカエシリウスに潜入されたら先の管理人の二の舞だし、エンシェント・ワンの危機管理能力は杜撰すぎよ。
で、ドクター・ストレンジはあんなに手がふるふる震えているのに、くちのまわりにいい感じで髭を残して剃るなんて器用だなーと思ったり。あれって魔術の力?
そして、時間を戻す魔術の効力ってどこまで及んでるの?って謎だったり。極端な事を言えばストレンジが事故に遭う前まで戻せないのかしら?とも思ったり。まあ、基本時間を戻す能力って禁じ手過ぎて…。
原作では一応修行に7年くらいかかってるらしいけど、映画では魔術習得がやけに簡単というか早い。
魔術が現実世界に影響を及ぼさない空間に入ると、やたら空間をぐにぐにねじまける意味があんまりよくわからんというか、攻撃としてはそこまで効果的でもないような。ま、ビジュアル的に楽しいので別にいいんですけどね。
時間ループ攻撃はちょっと面白かった。でも時間がループしているのに、記憶は残るの?とこれまたよくわからない法則。