オバマ大統領が冒頭に登場でびっくり。どうやら本人映像らしいが、映画に出演というより、オバマ大統領の映像を繋いだのかな? って感じ。

内容は相変わらずのお約束を踏襲するだけだし、主人公の彼氏は今回ただいるだけというか影が薄いというか、いなくてもよかったんじゃないかって立ち位置。
おまけに相変わらずの下品なのりに引くのだが、今回はアカペラの見せ場が多かったので、前作よりよかった。
今回はちょっとサントラ欲しいなーと思った。

ドイツのアカペラグループDSMのパフォーマンスもカッコイイし、前作のトレブルメーカーズより、ずっといい。やっぱりライバルはこれくらいベタに強敵じゃないと。
ところで実際の所、アカペラ世界大会なるものがあるとして、ドイツグループって強いんですかね?
そしてアメリカはアカペラ弱いんですかね?

DSMはメインボーカルがやたら長身なのも迫力あるし、ボイスパーカッションの男性がすごくカッコイイのですよ。何故かマッチョだしね。パート3も作る予定があるようですが、またDSMが出てくれないかなーと思います。

新入生演じるヘイリー・スタインフェルドがすごく可愛い女の子だなーと思ったら、『トゥルー・グリット』の子か! 大きくなった!

アカペラの司会者の台詞が偏見に満ちていて危ないブラックジョークが多いのだが時々ちょっと面白い。
トランプ氏といい、アメリカはこういう過激発言を好むくらい何か鬱憤してるんですかね。


追記
DSMのボイパー(正確にはBeatboxerと呼ぶらしい)がすごく格好良かったので、調べてみたがまったく情報がつかめず、やっとアンドリュー・フィッツパトリック(Andrew Fitzpatrick)という名前であることがわかった。
YouTubeにはいくつか彼のパフォーマンスががアップされているので、気になる人はチェケラ!

ネタばれ
アカペラの司会者の
「ドイツとアメリカが戦うなんて歴史上はじめてですね!」
「歴史知ってます?」

のやりとりが一番ツボった。

あと、アナ・ケンドリックが演じる主人公が相手を罵倒しようとしても上手くいかないあたりもじわじわ面白かった。
「あんたの汗の臭いなんてシナモンの臭いよ!」は笑った。