POV好きなんでなんだかんだとこのシリーズを見続けております。
オムニバスなんで一本の中に当たり外れはあるんですが、今回は今までのように屋敷でビデオを発見してそれを観るというシチュエーションはありません。
誘拐された彼女をひたすら追う彼氏という逃走劇がブリッジストーリーとなっております。
大体皆様が突っ込まれている通り、既にVHSという要素はどこにもありません。
とにかくこのあたりの画像のちらつきとか、終始がちゃがちゃした編集が結構鬱陶しくてフラストレーションが溜まります。
ただ、途中で車に引きずられ、靴が脱げて足がぐちゃぐちゃになるあたりはかなりムズムズいたしました。
第1話であるマジシャンなんかは結構私は好みでしたね。最後の対決あたりは観ていて楽しかったです。こういう魔法対決ものはいいですね。モキュメンタリーっぽい作りもよいです。
第2話でまるで鏡の向こう側のような平行世界に行くお話も悪くないです。何もかも鏡のように左右逆転している世界と思いきや、それだけじゃなかったというあたりの不穏さが良いですね。
第3話は前半が無駄に長くて眠くなるのと、事が起きてからがちょっと何が起こっているのか分かりづらいのが欠点です。でもメキシコらしい骸骨軍団というアイディアは悪くないと思います。
シリーズとしてはいまいち評判悪いようですが、私はどの話もそこそこ楽しめましたね。
