1975年に公開され、カルト的人気を誇る『デス・レース2000年』のリメイクだそうだが、オリジナルは未見。
時代設定が2012年って、近未来の設定がもはや過去になっている。

のっけから13金のジェイソンみたいな人が出てきて、なんの映画かと思った。
きれいなおねーちゃんがナビゲーターとか無駄なサービスを盛り込むあたりがなんともね。

冒頭、刑務所でホースの水をかけられたり、食事時に絡まれて喧嘩になったり、刑務所のお決まりのシーンがあってちょっと笑えた。
刑務所ってみんなあんな感じなんすかね?

『バトルランナー』みたいなストーリーで、設定は面白そうなんだけど、なんだろう、なんだか退屈で、観ているのが辛かった。
もともとレースとか興味がないのもあるのかなー。
でも、普通にカーアクションは嫌いじゃないんで、この映画と肌が合わなかったのかな。
まさかの爆睡を重ねる結果になってしまった。

クエンティン・タランティーノ似のどっかで観たことある俳優が出演してると思ったら、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でジョン・コナーを演じたジェイソン・クラークではないか。
すごく変態っぽい嫌なやつっぷりだったなー。

ああ、そうそう、ステイサム兄貴については、可もなく不可もなくという感じ。
悪くはないんだけど、なんか車運転してるシーンが多くて物足りなかったかな。

ネタバレ
唐突に娘のよき父親になる的な話で締められた上に、妻を殺されたショックからあっというまに立ち直って、きれいなねーちゃんとくっつく感じで終わるのもなんだかとってつけた感満載でした。