まあ、一応礼儀としてシリーズ網羅してみようかなと。
何の礼儀かは謎ですけどね。
今回裏社会の運び屋って設定はどっかいっちゃって、金持ちぼっちゃんの運転手に成り下がったジェイソン・ステイサムです。
いや、もうこの金持ち家族にふりまわされるとんだお人好しの域ですよ。
何よりこの映画で一番ツッコミたいポイントは、
フランク! そないにムキになって警察から逃げんでもええんやないかーい!
なんですね。
この場合、フランクがドライビングテクニックに長けていなければ、最初の段階で警察に捕まって誘拐未遂で終わる話じゃなかったんでしょうか?
なんで律儀にきっちり警察まいちゃってんでしょうか。
あ、あと、マシンガンを木の扉で防いじゃうのはぶったまげました。
実はあの扉の内側って防弾とかになってたんかねー。
といつもの如くつっこみどころはあるんですが、内容はともかくシリーズ中一番ジェイソンのアクションの見せ場があって楽しかったですよ。
なかなか趣向を凝らしていて、おおっと思わせてくれたし、ジェイソンのアクションのキレ具合もよかったです。
鬱陶しいヒロインもいないし(人妻が若干鬱陶しいけどそこまで絡んでこないし)、そういう意味ではシリーズで一番好きですね。
すっかり相棒になったタルコーニ警部もいい味出てます。
ネタばれ
もうひとつツッコミたいのが、感染した夫に妻が警告の電話をしようとしたら携帯の電波が不調で電話を切られ、結局ウイルスがばらまかれてしまうのだけど、警察に連絡するとか、他に連絡手段を模索するなどして、感染を防ぐ為の努力がもうちょっと出来なかったのかなーっと。
いや、アクションがメインの映画なんで、そこんところ真面目にやる気なんてないとは思うんですけどね。