どことなくネタ的に揶揄される作品なので、あんまりまともに観たことがなかったのですが、ステイサムブレイク作という意味で、やっぱり一応礼儀として観ておこうかなと。
で、やはりリュック・ベッソン節炸裂の一本です。
しかし、女性諸君!
これは頼りになりそうな男を籠絡する術を学ぶうってつけの映画ではありませんか。
ルール1 胃袋をつかめ!
可愛らしく朝食なんぞ用意して甲斐甲斐しく男に尽くす。
男は所詮胃袋ですよ。
ルール2 捧げちまえ!
なんだかんだ、男は一度寝た女に責任を感じる生き物です。
惜しみなく尚かつ唐突に女の子の一番大切な物をあげちゃってください。
ルール3 トドメは涙だ!
やっぱり女の涙に勝てる男はおりません。
真珠の涙を浮かべたら男の子なんていちころよ~ん♪でございますよ。
ルール4 自信過剰に迫れ!
「例え国が認めてくれなくても、あたしがあなたを認めてあげるんだからいいでしょ!」くらいの自信満々な態度で是非彼だけの天使になってあげましょう。
これでクールな運び屋もあっという間にあなたのいいなり♪
ただし、美女に限るとか限らないとか。
まあ、そんなベッソンらしいアホアホな展開ではありますが、ステイサムのアクションは悪くないですよ。やっぱり色気あるしね。
ツッコミどころもありますが、まあ、ベッソン映画だからいっかという感じであります。