なにこれ! おバカ度もエログロ度も倍増!
前作のあの終わり方からどうやって続編を作るんだろうと真面目に考える必要などなかった。
なんでもありのやりたい放題! 完全無法地帯!
途中大学生の自主製作映画を観ているような気分になったもんね。
もう遊びすぎってくらいに商業性を無視したこの自由奔放っぷり。
興行的にコケたにせよ、こんなに好き放題に撮れて監督もさぞ満足であろう。
多分今後もカルト的に残る映画になりそうだし。
何か持てるだけのアイディアを詰め込むだけ詰め込んだ感あるもんね。
とにかく崩壊寸前のハイテンションは面白いは面白い。
エログロの部分が引くレベルなんだけど、それを凌駕するパワーはさすが。
(乳首を切り落とすシーンはさすがに正視出来なかったな)
競馬場で、肌と肌をこすりあって静電気を起こすシーンは吹いた。
エンドロールのNGシーンでさすがのステイサムも「こんなシーン、真面目な顔で出来るか!」って笑ってたもんね。
このシーンは最高に面白かった。
その後の毎度お馴染み公開セックスはもはや悪のりし過ぎ!
やはりジェイソン・ステイサムは『エクスペンダブルズ』シリーズでお見かけするくらいが丁度よかったかなーっと後悔先に立たず。
いい男なのにね~。なんていうか、全てにおいて全力投球しすぎですわ。
ここまで捨て身とも思えるような姿勢で役に挑むとは。
ちょっと憂いを秘めた顔つきのいい男ってイメージが完全崩壊しちゃったよ。
と言いながら、密かにパート3も観てみたいとか思っちゃうあたり、なんだかんだ言ってくせになる映画である。
ところでチャイニーズが持ち歩いている箱の中身はなんだったんだろうね~。