久しぶりにデ・パルマ作品を観たら、まるで1980年前後の作品、『殺しのドレス』の頃に戻ったような作風ではないですか!
フランス映画『ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて』のリメイクらしいのですが、
分割画面、長回しとデ・パルマ節健在!
オチのつけかたまで、デ・パルマ!
いいですね~。久しぶりに我らがデ・パルマが帰ってきた感じ!
まさに原点回帰!
しかも、ワタクシ単純なんで、すっかりこの映画のトラップにはまってしまいましたよ。
なるほど、そーきたかーって感じで。
でも、そんなトラップに引っかかるのも心地よいのです。
デ・パルマにはこんな作風でまだまだ作品を撮り続けて欲しいですね。
ところで、意味深にバレエの『牧神の午後』を絡めているけど何か意味があるんでしょうかね。
ニンフが落としたヴェールというキーワードを象徴しているのかな?
イザベル演じる女優さんがあまり美人じゃなくて、見た目が同性愛っぽい人だなーと思ったら、ミレニアムシリーズのノオミ・ラパスだったんですね。
正直あまり好きな女優さんじゃないんですよね~。