フィカス種の巨木。 | あんり オフィシャルブログPowered By Ameba

フィカス種の巨木。

皆様、こんにちは。

フィカス・グロボーサ・ブルームの大木です。



こちらはフィカス・アルティシマの大木。


フィカス・アルティシマは1935年に台湾に持ち込まれ、
台湾大学の中で栽培が開始された木です。

[フィカス・アルティシマ]
目 : イラクサ目 Urticales
科 : クワ科 Moraceae
属 : イチジク属 Ficus
種 : フィカス・アルティシマ F. altissima

先日、とかげプルメリアとかげについてのブログ記事を書きましたが
このフィカス・アルティシマはプルメリアとは違った魅惑的な木です。


幹から下に向かって垂れているのは「気根」という根です。

気根が大地に到達すると支柱となってさらに大きな木へと成長します。
太い幹のように見える部分は、無数の気根が絡み合ってできたものです。



日本国内では上の写真のように
植木鉢に入った可愛らしいフィカス・アルティシマを見るに止まりそうですが、
成長すると
このように神秘的な巨木となります。


根に飲み込まれた塀。


フィカス・アルティシマからは独特の「気」を感じ、
私の大好きな「ゼルダの伝説」の「コキリの森」や
「天空の城ラピュタ」を連想させます。