プルメリアの枝。 | あんり オフィシャルブログPowered By Ameba

プルメリアの枝。

皆様、こんにちは。

私はいつもとかげ「舟山路」とかげを通って
法律学院(法学部棟)へ向かいます。

この通りには
立派な緬梔(プルメリア)の木が
立っています。



プルメリアと聞けば
多くの方はその美しい花や南国の情景を連想するかもしれませんが
この時期台湾大学で見られるプルメリアは
まだ花を咲かせていません。

それでも私は
プルメリアの木の「枝」に
心を奪われてしまいました…。

なんとも神秘的な雰囲気を
醸し出しています。



月日を重ねた成木は
シシガミ様(もののけ姫)の角、
枝分かれの少ない若木は
森の王様(バンビ)の角のようです。

話は「鹿の角」に逸れますが
同じシカ科動物であっても
角の生え方は種によって異なります。

私の知る限り、森の王様のように
内側に広がり輪を描くような角を持つ鹿は
オジロジカミュールジカのみです。

彼らの角の分かれ方には
「フィボナッチ数列」が隠されています。





この数列は植物の枝や葉、花、種子などの
分岐、葉序、枚数、螺旋に多く当てはまり
我々が直感的に「美」を感じる数列であると言われています。

プルメリアの枝も
フィボナッチ数列に符合しています。



枝フェチの私ですが、
花を咲かせたプルメリアの姿も
拝みたいものです。