※この記事は小説「魔道祖師」のネタバレを一部含んでいる可能性があります。ご注意下さい。
※小説「魔道祖師」はBL作品です。記事の閲覧は自己責任でお願いします。
こんにちは
今回は魏無羨の後世篇Part 2 !
前回収まりきらなかった分も書いていこうと思います

ドラマでは2人の過去を一通り観た後のこの場面ですが、原作では2人の関係性を把握する段階の冒頭部分。
どちらも見ると、違った感覚が楽しめて面白いかもしれません
今回の記事は前回の続きです。
重逢②「想いの証」II
ドラマでは…
魏無羨の目が覚めると、そこは雲深不知処の静室。
「自分自身でも自分の身体が何処にあるのか分からない」と魏無羨は吐露します。
(雰囲気をぶち壊しますが…実はこの問題、『魔道祖師のbug』の一つと呼ばれています)
それを黙って聞く藍忘機。
今は信じると即答できるけれど、「あの時」、16年前はどうか。
下りる沈黙。魏無羨の顔に何処か哀しさが浮かんだように見えるのは、気のせいでは無いでしょう。
16年前、「手を離せ」と言った時の様子が脳裏によぎります。
けれど全ては過ぎ去ったこと。
魏無羨は、今の藍忘機が彼を信じていることは良く知っています。
藍忘機が《忘羨》を吹く魏無羨の手を掴み、視線が重なった時。
2人の想いは既に通い合っていたのです。
……が、それは今までの流れがあったからこそ生まれる深い想い。
原作はかなり異なります。
原作では…
雲深不知処にて。
魏無羨を連れて帰った(※魏無羨は意識があります)
藍忘機を見て、藍曦臣が「珍しく嬉しそうだ」と声を掛けます。
十何年も探し求め続けた人が隣にいる。
本当に嬉しかったのでしょうね…
(周りには無表情にしか見えなくとも
)
沢蕪君が「読弟機」の呼び名に値する真の実力(?)を見せた一場面でした。
※読弟機…読者がつけた沢蕪君のあだ名。弟(の心)を読む機械。
含光君が魏無羨の滞在場所に指定したのは…静室。
含光君の書室・寝室で、他人に入らせたことのない部屋です。
通行証が無く雲深不知処を抜け出せない魏無羨は、藍忘機が出て行った後、静室内を探索します。
床の中から出て来たのは…天子笑。
もちろん魏無羨は飲みました
ここで魏無羨は
「やっぱりあいつ変わったな、酒まで隠し置くようになったなんて」という感想を抱きますが…
あなたのことを想ってたんですよー
と、プロットを知る読者的には突っ込みたい。
(※
転生篇[小閑話]③ “喝他喝过的酒。”)
転生篇[小閑話]③ “喝他喝过的酒。”)この後、魏無羨は冷泉に行き、藍忘機の背中に沢山の戒鞭の痕、胸に真紅の烙印を見つけます。
「どんな大逆不道の行いをしたんだ…?」
あなたを守るという大逆不道の行いをしました…
そして夜。
藍忘機の寝床に忍び寄った魏無羨は玉牌を盗もうとしますが……上に跨った、つまり押し倒す姿勢になったところで含光君の声が。
「下りろ」「下りない」の繰り返しの後。
「本当にそのままでいたいのか」と問われ、躊躇った瞬間に身体の力を抜かれてしまう魏無羨。
五体投地ならぬ五体投湛(違う)
魏無羨は藍忘機の胸に顔をくっ付けたまま一晩フリーズしました。
藍忘機にとって、この出来事が嬉しかったのかどうかは何とも言えません。筆者は嬉しいですが😆
態度は如何にせよ、
取り敢えず魏無羨が存在すること自体が嬉しかった
というのが妥当なところでしょう。
想いが通い合うには程遠い2人。
重逢③「甘やかし」
金凌の飼い犬(霊犬)仙子が迫って来て、魏無羨が思わず叫んだシーン、覚えていらっしゃいますでしょうか
ドラマでは…
直前に小さい頃犬に追いかけられた情景が蘇り、「師姉!」と叫んでいました。
しかし、彼の口の形を見ると…違う人物の名を叫んでいます。(shi jie では無い
)
この時魏無羨が叫んだのは「藍湛」、原作と同じでした。
(録音の際に変えられた様です)
原作では…
迫り来る犬に我を忘れ叫ぶ魏無羨。
その後の江澄の台詞により、魏無羨自身も含めて何を叫んだのか明らかになります。
「藍湛」。
「いつの間に藍忘機との関係がそんなに良くなったのか」「お前の盗んだ体と関係があるのかもしれないな」「お前が忠実な狗(温寧を指す)と共にやったことを藍氏は許すはずがない」と嫌味、嘲笑を被せる江澄。
それに対して魏無羨は、「言動に気を付けろ」とのみ返します。
注意だとしても、十分な怒りが感じられます。
そこからは魏無羨自身の過去の言動の話となり、
「何故藍忘機の名前を呼んだのか」ということに関しては一切触れてありません。
しかし、それまでの反応からするに(温寧は勿論)藍忘機を悪く言うのも許せないよう。
もしかすると、藍忘機を「自分を守ってくれる存在」と無意識に感じていたのかもしれませんね。
※続きは【後世篇(上)おまけ】へ!
ー後世篇(上)ここまで!ー
原作とドラマの魏無羨の比較、いかがだったでしょうか。
2つを比べたり、設定を好きなように合わせて楽しむのも贅沢なように思えます
「もしあの時藍忘機が完全に魏無羨の側に立っていたらどうだったのだろう」等想像しても面白いかもしれません

さて、次回は……
義城篇(下) となります
やっと戻って来れました、義城篇。
薛洋の一生に対する見解等もご紹介していけたらと思います

それではこの辺りで。



