オープンキャンパスに行ってきました。

去年は、地元国立大学のみ参加しました。当時全くやる気のなかった息子のやる気スイッチが入ることを願っていたわけですが、「あんな坂ばっかりの大学行きたくない。」の一言にがっかり。そして、やる気スイッチは入りませんでした…。


今年は、第一志望大学(私立)と夢のまた夢大学(私立)に行きました。第二志望大学にも行きたかったのですが、二日続けて行く元気はなし…。(息子は行ったことがあるからいいと言うし。)

午前中は夢のまた夢大学。こちらは入場自由。
ふーん、あれが有名な夢のまた夢大学か〜、と味わい、時間的にイベントに参加はできず、図書館、カフェテリア、街並みなどを見て退散。思ったより素朴な感じでした。
こんなに大勢の人が受けるの?とビビりましたね。
それにしても暑くて暑くて…。東京の暑さは、ちょっと別格ですね…。久しくこんな暑さ感じたことがない…ショボーン晴れアセアセ

続いて、第一志望大学。

はぁ〜、立派だねー。
ガーン「大学ってゆーより、デパートだな。」
こちらは歴史学と英米文学の模擬授業を受け、展示物を見たり、図書館、カフェテリアを見たりしました。間にかなり待ち時間ができてしまい、ベンチで休憩していた時間も多く、無計画だった(息子が何も調べていない)ので勿体なかったのですが、久しぶりに息子とたくさん話しが出来ました。

ゲラゲラ「この大学入ったら、毎日都会で遊べるの?」
ショック「学食高っ!唐揚げ2個しか乗ってねえじゃん。これじゃあ毎食なんか食えねえ。」
うーん「この中に浪人生もいるんかなあ。」
ガーン「あの金髪の女子高校生も頭いいの?」
と、くだらないことばかり言っていました。
ショボーン「オーキャン来てやる気出る〜とかないの?」
ニヤ「オレのモチベは常に一定だから!」ドヤッ  
一日テンションが高い息子でした。
こちらも街並みは素朴で、東京!都会!ってほどではありませんでした。ちょっと安心。(私のイメージする東京は、丸の内とか渋谷とか?)


歴史学の授業は、私が今見ている大河ドラマ「光る君へ」の話が出てきたり、自分が大学の時専攻していた平安時代の話が出てきたりとかで、楽しく聞いていましたが、息子は、
ぶー「オレ平安時代とか興味ねぇ。」
大学時代の講義を思い出し、久しぶりに学ぶことのワクワク感を感じました。息子に大学に行って欲しかった一番の理由は、「学ぶことの楽しさ」を味わって欲しかったから。「もっと知りたい」とか「こんなことを研究してみたい」とか、ただ(高校までの)やらされている勉強とは違う勉強をしてほしい、その一点です。だから、就職に有利な学部もいいのですが、「好きなこと」を優先してほしいと思います。それがなかなかわからないから困るのですが。

今息子が最も力を入れているのが英語。英米文学科の講義は、たまたま「詩」がテーマで、これはちょっと息子にはお門違いだなあと思いつつ…。案の定、
笑い泣き「こんなわけわかんない授業受けたの初めて!」
笑い泣き「オレ英文学科はムリってことだけわかった!」
zzz「さすがに寝るのは失礼だから必死で耐えた!」
という感想でした。
息子は多分「文学」には興味がなく、実用英語に興味があるのだと思いますが、私にはそれがどんな学部のどの学科で学べるのかわかりません。英文学科の英語学専攻とか、国際社会学部系?はどうかなと思いますが、本人に調べる気がないので…。そもそも、そういう学科は偏差値が高いというのもありますね…。

しかし…私立大学というのは設備も環境も整っていて立派ですね。私が行った大学なんて、もう本当に田舎の素朴な大学で…同じ大学とは思えません。授業料が何倍もするわけですね…。こんな高い学費を払って、真面目に勉強する気があるのか、充実した図書館やサポートシステムをちゃんと活用できるのか、「やるべきこと」以上の実のある積極的な大学生活を送れるのか、想像ができません。
やっぱり国立大学しかだめっ!ってゴリ押しすれば良かったかなーなどと思ってみたり。
息子の性格からして、好きなことしかできないやらない。だからいかに自分に向いた学部学科を選べるかにかかっているように思うのですが…。

ちなみに、夫はさっさと申し込まないから、申し込んだ時には既に締め切られていて、入場できず。私たちが見学している間、その辺をブラブラしていたようです。

その後、息子が原宿へ行きたいと言い出し…。
私も夫も約35年ぶり?(笑)
随分変わりましたね〜。
高校生男子の行くところじゃないですね。
有名ないちご飴とかでっかい綿あめとかありましたが、そんなの食べたいわけもなく…。
「大人っぽい服が欲しい。」と言っていた息子ですが、見ただけ。
歩いていると、猫カフェがあり、息子が、
ラブ「行きたい!」
東京価格は破格でしたが、たまには息抜きも必要かと思い、息子の願いを叶えました。ラピちゃんにそっくりな猫もいました。みんな可愛かった〜ラブラブ

原宿に行ったおかげで、東京駅でお土産を買う元気がありませんでした。まあ、大学公式グッズのシャーペンとか羊羹(!)買ったからいいか。
帰り、家族揃っての外食は何年ぶり?ってくらい久しぶりに外食。しかしだいたいいつも決まらない。
もぐもぐ「ラーメン!」
ショボーン「ラーメンやだな…。」
イヒ「牛丼でもいいけど。」
照れ「オレも牛丼でもいい。」
私の中では、せっかく久しぶりの外食なのに、もっとマシなもの食べたいという願望…。
結局、意見合わずデニーズへ。
息子はチーズオムライスとポテト(3人で一皿)を食べたのですが、
ラブ「うんめぇ〜ラブラブポテトもうまい!」
私が作った料理にそんなこと一度も言ったことがないしもやもや何かちょっと腹立つショボーン
息子は私が注文した唐揚げをひとつ食べましたが、デザートは食べられず。夫はちゃっかりチョコレートサンデー。私はおかずだけなので桃のパルフェも。相変わらず一番食べたのは夫でした。
外食するといつも損したと思ってしまう私。夫が注文したチキンジャンバラヤ大盛りは、普段夫が食べる量の半分くらいしかないし、私の、小さい唐揚げ5個で900円とか高すぎる!息子も「ファミチキなら○個買える!」とか言っていました。さすがに帰って作る元気もないので仕方がないですが…。やはり、外食は我が家には贅沢だと。量と値段が合わない感。

ラピちゃん淋しかったみたいです。久しぶりに長い時間一人ぼっちでした。にゃぁにゃぁ言ってました。

オーキャンで大学のパンフレットをもらい、中を見ると、定員に対し合格者の数とか実質倍率とか載っていて、狭き門を実感しますね…。
何とかモチベーションを保って頑張ってほしいものです。
昨日の息子の一言、
ゲラゲラ「あ〜、大学生になるの楽しみっ!」
その気持ちが大事!