先日、息子と晩ご飯が二人きりだった時のこと。
塾が役に立っているのかという話をしていて、実際数学の成績が下がっているので、塾を変えないかと息子に言いました。
色々話しているうちに、息子の機嫌が悪くなり、どんどんマイナス思考に陥り、挙句息子が言った言葉。
「何のために生きてるかわかんない!」
毎日早起きして遠くの学校へ行って、(親友と呼べる)友達がいなくてつまらなくて、授業ではなんでこんな役にも立たないことやるの?と思いながら睡魔と戦って、7限とか耐えて、部活でヘトヘトになるまで練習して、また1時間以上かけて帰れば9時、あー勉強…でも眠い…という毎日の繰り返し。確かに…。遊びに行く暇もなく、高校生らしいことは何もできない、土日も部活。それなのに親には成績のことで文句を言われ…と思ったのでしょうか。
一瞬「生きているのが嫌だ」と言われたのかと思って悲しくなりましたが、「生きている意味がわからない」ということらしい。
「生きる意味」「何のために生きているか」
「なぜ自分は生まれてきたのか」
なぜ息子がこんなことを言うのか、体も健康で希望した高校にも行けて、部活もちゃんとやって、なぜそんなことを考える必要があるの?と思いましたが…。次の日一日悩みました(⟵すぐ悩む)。
思い出しました。私も小さい頃(たぶん保育園)、「何で私はこの世に生まれてきちゃったんだろう。面倒くさい。(⟵息子より重症)」と、思っていたことを。
高校の時は、受験勉強が忙しくて、ただ早く開放されたいとだけ思っていましたが、大学になってから、また「自分は何のために生きているのか」「自分は何をすべきなのか」そんなことをグルグル考えていました。
結婚するまでずっと思っていたかも(長っ!)。
ぼんやりと理想の自分があって、その自分とは違う自分に何か納得できていないもやもや。
正直、今もその気持ちがないわけではありません(えっ?いまだに?)。
みんな通る道なのでしょうか。
夫(能天気)に聞いてみたら、
「ん〜?考えたことない!」
そういう人もいるんですね(笑)
自分がやるべき事がわかっている人、ひとつの事に打ち込んでいる人はそんな事言わないでしょう。
でも、ごく普通の高校生に「生きている意味」なんてわかるのでしょうか。
楽しくない現実ばかりが繰り返される毎日に、「こんなはずじゃなかった」とギャップを感じているのでしょうか。
色々調べました。
「生きている意味を見つけるために生きている」
「生きていくことに必死な人はそんなことを考えない。暇で幸せな人が考えることだ」
「誰かを幸せにすることが生きる意味」
「絶対分からないようなことを考えるより、どうやったら楽しい毎日を送れるか考えた方がいい」
とか、なるほど〜と思うことばかり。
大学の時から、散々考えたはずなのに実はまだわかっていない説。
息子に言われて改めて考えたのは、
「息子や夫に会うために生まれてきた?」
「お花がキレイだ〜とか、朝日が気持ちいい〜とか、ラピちゃんがかわいい〜とか、家族が元気で良かった〜とか、些細なことだけれど、喜びを感じるために生きている」???
やはり…よくわかりません。
結論。そんなこと考えたってしょうがない。毎日真面目にその日その日を生きていればいいだけじゃない?
ただ、まだまだ人生これからの息子は、生きる意味を考え続ける方がいいかもしれません。
息子とはその後この話題には触れていません。
なぜなら、次の日からころっと忘れたように、部活や友達の話をペラペラしゃべっていて、そんな疑問を私に投げつけたことすら忘れているようです。
あ〜、思春期の情緒不安定(笑)
![お弁当](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/238.png)
月曜日。モロッコインゲンの肉巻き、野菜天と人参の煮物、しめじベーコン炒め、味玉、ミニアメリカンドッグ(パル)。元気が出るようにニッコリ卵。
ご飯が余ると言われてから、ご飯の真ん中に鮭フレークや昆布など日替わりで入れています。
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