2年4ヶ月のバレーボール部生活、県大会一回戦敗退で幕を閉じました。


市内大会で負ければそのまま引退でしたが、楽々優勝し、その後県大会まで毎日練習と練習試合。車で送迎しなければならない市外の高校や、電車で行かなければならない(駅までは送迎)高校などでの練習試合がみっちり。息子は「せっかくの夏休みなのにームキーッ何で毎日練習なんだよームキーッ」とお怒りの様子でした。(中学生なのに、親の送迎前提の部活なんておかしい!とずっと不満を抱きながら…。だって、子供は夏休みだけど、親は仕事ですよ!6割くらいの親が送迎する事実が若干信じられませんでした。)

県大会の数日前、夫が鼻をグズグズいわせていて、またクーラーで寝冷えか?と思っていたら、当日の朝「ガーン熱っぽい…。」ときたから大騒ぎ。(と言っても、平熱が35度台で、その日の朝36度5分くらい。これを発熱と言うのかその辺もかなり微妙。)大会規定で家族に発熱があれば出られません。(黙っていてもいいレベル?でも何かあったら?と悩むガーン)結局顧問に確認したところ、校長や教頭と協議するとのことで自宅待機。9時頃「参加はできない。」と返事がきました。
ただし、すぐに病院へ行って何もなければ次の日出られるから(あくまで一回戦突破前提)ということで、保健所やら病院やら電話して抗原検査。
息子は出たくない気持ち半分、こんな終わり方最悪という気持ち半分の複雑な気持ちだったと思います。私はとにかくドキドキしっ放しで、寿命が縮まりましたショボーンでも、こんな形で試合に出られなかったら…と思うと、息子がかわいそうで….˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.涙。(普段能天気な夫も、さすがに焦ったことでしょうガーン

幸い結果は陰性。
結果がわかったのが10時半。試合開始は11時40分。
会場まで高速飛ばして1時間ちょっとかかる…。ギリギリ:;(∩ ‘ᾥ’ ∩);:

何とか試合には間に合いましたが、アップができていなくて心配しました。
1セット目の最初はアップ不足で出られませんでしたが、その後は出場。市内大会は実力の差があったため、ほとんどラリーがなく、息子が相手のアタックをレシーブするなんていう場面は見られませんでした。しかし、さすがに県大会!ラリーの応酬で、息子がレシーブするところがたくさん見られました!
勿論私と夫は会場で応援はできなかったので、車の中でスマホのライブ配信をデータ使用量を気にしながら見ていました。
試合は27対29、23対25の惜敗でしたが、試合が終わった息子の表情はニコニコゲラゲラゲラゲラゲラゲラ
「やっと終わった〜。晩飯が美味いぞー!!」と最高に嬉しそう。もう一試合くらい見たかったという気持ちもあり、いやもうたくさん、という気持ちもあり、複雑な感情でした。
バレーが好きなのか嫌いなのかわからないほど、色々葛藤があった部活。1年の頃はセッターに燃えていて部活一色でしたが、セッターとして参加し優勝した1年生大会の後(なぜか)セッターを下ろされ、それからヤル気を無くしてしまった息子。でも、少年団上がりのレギュラー陣の中「セッターをやりたい。」と言えなかった息子。その後リベロになり、そこに楽しみを見いだせなかった息子。小学校の頃からやっているメンバーの中で、一人だけ中学から始めた自分に自信が持てなくて、試合に出たくないと何度も言ったらしいが認められず、試合に出て戦犯になりたくない、とそればかり言っていた息子。なかなか息子にとっては苦しい部活生活だったようです。
「バレー部なんか入らなきゃ良かった。」という言葉を聞く度に、「苦しいことばっかりだったかもしれないけど、絶対それは何かの役に立つから。」「バレーが嫌いなんじゃなくて、今の状況が嫌なんでしょ。だったら違う場所に行けば楽しめるかもよ。」と、くじけそうな息子を励まし、「やってきたことで無駄なことはひとつもないんだよ。」と言い続けました。

息子にとっての県大会は、自分の役割を果たせた満足感で一杯だった(大きなミスもなかった)ようで、正に「終わりよければすべてよし」でした。とにかく、試合後の息子の笑顔が何より嬉しく、怒涛の一日でしたが、無事試合に出られて本当に良かったと思いました。(本当の戦犯は体調管理ができなかった夫! 大事な日までの体調管理の大事さを息子は実感したでしょうか。)

「部活が終わったら焼肉だね!」と約束していたので、その日の夜は息子の大好きな焼肉!
始終ニコニコの息子。みんなで試合の録画を見ながら、息子が面白おかしく試合の解説をし、楽しい晩ご飯となりました。

たんたんはホットプレートが怖くて近寄れず。つまんなそうな顔ꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

部活引退、というひとつの区切り。
楽しいことより苦しいことの方が多かった部活でも、息子はきっと何かを得たと思います。
その辺を息子に聞いてみると…。
真顔「嫌な奴との付き合い方がわかった。」
真顔「いやいやでも続ける忍耐力がついた。」
真顔「経験者にはかなわないってわかった。」などと言っていました。
ならば!高校では是非とも楽しく過ごせるよう、部活も高校選びも慎重にやって欲しいですニコニコ私としてはバレーを続けて欲しい…。今度は楽しんでバレーをやってくれたら、と思います…。でも、バレーじゃなくても、何か好きなことを見つけて楽しく部活をやってくれたらと思います。

それそれ!問題はそれですよ。
いよいよ受験生としての生活が始まります。
息子が楽しい高校生活を送れる学校を、自ら選んで欲しいと思います。



夫が風邪気味になった日、私も万が一を考えて仕事を休みました。何しろ熱なんか出さない夫が発熱なんて、コロナ??と思ってしまいます。しかも最近近くでコロナが増えていて…。
私は私で、原因不明の足の痺れ。これまた不安。

そして今日は、ウチから一番近い高校のオープンスクールでした。息子は余り行きたそうではないし、実力的にもちょっと無理かも…ですが、唯一自転車で通えます。元女子高なので、学校紹介をしてくれた生徒役員も全員女子!部活動を披露してくれた箏曲部、音楽部も女子!演劇部に一人男子がいましたが、女子優勢のようです。英語に力を入れており、留学や海外の高校との交流、英語での発表会など、充実していますが…。
照れ「どうだった?」
うーん「う〜ん、めんどくさそう。バレー部ないし。」
びっくり「えっ?バレーやるの?」
えー?「だって部活強制だったら、やったことないの無理だし。それならバレーやった方がまし。」
別に運動部じゃなくたっていいのにね。バレーがやっと終わったと喜んでいたくせに、もうバレーやるかもって、心の中はまだどう転ぶかわからないんだね。

県大会の日にもオープンスクールがあったのですが、そちらはコロナと台風で中止になり、9月に延期。息子はそちらの高校の方に興味があるようなので、オープンスクールに行けることになり、今度こそ息子が「ここに行きたい!」とか言ってくれないかなあ…と思います。


ずっと部屋にこもっている息子が、勉強しているのかどうかは…まったくわかりません(´∵`ก)トホホ...