入院してから三日目の朝
昨日の夜は私の様子を診て
点滴と尿の管と足のエアポンプを
外してもOKだと判断されたので
グッスリ寝られました。
と言いたい所なのですが、、
痛み止めと抗生剤を
時間を空けて
ずっと服用していました。
痛み止めは飲まないと
やはり、まだ下腹部や腰がズキズキします。
下腹部は傷口なので理由も分かるのですが、
腰の痛みは謎。
生理痛の重い日のようなドッシリした痛みと
少し体勢を変えると
尿管も管が入っていたので
ピリッとします。
尿の管は本当に苦手でトホホでしたが
外れて万々歳
自分で排尿する時は最初は
チョロチョロしか出ず、
勢い良くは無理でした。
回数や時間が経つと通常に戻りました。
(こちらも様子が変であれば、すぐに看護師さんに伝えるべきです。)
朝からいつもの検査を済ませて
(体温と血圧と身体の状態の問診)
最後の病院食の朝食が出ました。
ナント
夢にまでみた
あのシソが出ました
あれだけシソ・シソ・シソと呟いていたので
手術を頑張った神様からのご褒美だ
なんて思いながら美味しく頂きました。
やっぱり、寝たきりを一度体験させてもらうと、手足が自由な感じって
最高ですね
朝の検査でも
『元気そうで良かった』と看護師さんが一言。
ちなみに昨夜の手術後
寝る前にユックリと帰る支度をしていたのですが、お部屋担当でも無いのに
一番最初に担当して頂き
よく喋っていた看護師さんが
ヒョッコリ顔を出してくれました。
少し世間話もして、、
『今回このように看護師さんや
沢山の人達のサポートで無事に手術が終わりました。もし、私の周りでも同じような人が居て悩んでいたらアドバイスしたり少しでも この経験を役立たせて 伝えますね。』と
看護師さんが涙目でウルウル
『ありがとうね。良く頑張ったね』と
私も とても心が温くなり
泣きそうに声が上ずったので
話を素早く終わらせ
『大変お世話になりました。本当にありがとうございました。』と挨拶をして
その方とはお別れしました。
私の人生の中で大切な人が増えました。
一生忘れないと思う。
片付けの際は
一人で『アイタタ』と
つい口に出してしまい体勢により
痛かったです。
動ける状態なのですが、
無理はしないように
お世話になった快適なお部屋に
感謝をしながら片付け。
ボヤンと眺めたりもしていました。
『よく、平常心で頑張ったな』
『生まれて初めての手術、大成功やな』と
胸に刻みながら
ドライシャンプーをして
←ちゃっかりスッキリしました。 笑
それから就寝したのですが、
。。。
３時間後に何故か
泣きながら起きてしまい
ポロリポロリ
ポロリ自分でもビックリしました。
たった二泊三日でしたので
あっという間でもありますが、
やっと人生の思い出の一部となったので
私にとっては とても濃かったです。
泣けた理由は
母の顔が浮かびました。
手術中もずっと廊下で待ってくれていて
あの時の顔が頭から離れず
何故か気になって
それから明日は退院だというのに
全然寝れませんでした。
入院の期間は短かったけれど、
2019年冬に癌検診でひっかかり
再検査を繰り返す日々
約半年間とちょっと。
めちゃくちゃ長かったよー
どれだけ楽しく生きようと
忘れようとしても
頭の片隅には必ず居ました。
『癌』と言う言葉が
ズッシリ響いて
まさか自分が
という状態から
という状態から検査を繰り返していく度に
毎回、身体は拒否反応(笑)
食生活を変えたり、夢には毎日ほど
旧友や友人が出てきて
笑って楽しく過ごしたり
お出かけしたりしていて、、。
不安が募っていく中で
他の事に意識を変更させ
工夫をしたりしましたが
それでもダメで、、
寝不足にもなるし精神的にも
本当に辛い日々もあり
一人で泣いたり悩んだり
変に考えたりもした時があります。
散々 泣いてきたので
手術前は覚悟を決めるわけなのですが、、
その時は気持ちの切り替えとして
主治医を信じきりました。
『この先生なら大丈夫だ！もう全て任せる！』と。
普段は周りや家族にも出さなかったので、
余計に気を張ってて
知らずうちに泣けたのは
やっと、無事に終わったと
とホッとした
安堵からの涙でした。
主治医や看護師さん達のサポート
家族や友人や大切なお客様などなど
沢山の方に支えられ、守られ、励まされ
今回も乗りきれたと思います。
一人で勝手に生きてるのでは無いと
痛感した入院最後の夜なのでした。
翌朝
退院日
退院日まだ腰痛や下腹部は痛いです。
看護師さんに
なぜ腰痛があるのですか
と聞きました。
と聞きました。『無理な体勢で、長時間 手術を受けていたり、麻酔で足全体が動かず、力も入ってたかもしれないわね。』と教えてもらいました。
私的には下半身麻酔をした部分が
特に痛かったので
注射したからかな？筋肉痛にも近い痛みだけど？え？何か腫れてない？と
一人で悶々としているので
様子を見て酷くなるのだったら
その時は主治医にチャント伝えようと思います。
(数日経ったら痛みも取れて大丈夫でした)
今回の出来事と心境のまとめ麻酔の後遺症が出なかった
(頭痛や吐き気など)
手術当日の夜には
もう一人で歩ける状態で
帰り支度も自分で出来た
尿の管は最後の最後まで慣れなくて
嫌だったけど頑張れた
(取る時はシカッとする)
(取った直後の排尿は大変)
点滴や注射は慣れっこなので
よっぽど失敗ばかりされなければ我慢できる
(今回の入院中では全て一発で決まり
縁起も良かった。)
お天気があいにく雨でドンヨリでしたが
夜は雨の音で逆に落ち着けました
(ヒーリング効果的な役割)
それと、入院中の日焼けを
めちゃくちゃ気にしていましたが
紫外線は30％前後と低く
逆にテンションが上がり運が良かった
(個室であればと思い、遮光カーテンまで持ち込んでいたが今回は出番無し)
コロナ関係で色々と心配だったが
個室もタイミング良く空いていて
快適に過ごせた
(自分の好きなものでマーキングすると良い)
大荷物で準備していた物達が
大活躍して、とっても嬉しかった
(用意周到最高・シュミレーション大切)
(ナースステーションでも話題のネタとなれる)
笑
手術前に緊張したけれど、
なるべく平常心で集中する所を
音楽や自分の心拍数に切り替えれたので
スムーズに最後まで意識ありながらも
耐えられた
(麻酔担当の看護師さん達のサポート大切)
看護師さんに
手厚い看護をしてもらっている時
笑顔で常に
ありがとうございます&お願いします。
と挨拶が出来た
(痛すぎて我慢していた時は無理だった)
主治医に感謝を表現したくて
ドラマみたいに別れ際、
握手をしたかったけれど
そんなタイミングが無く出来なかった
(言葉ではシッカリ伝えられたから良し)
お初！浣腸
お初！病院食
お初！ナースコール
などなど
些細な事を含めると
色んなデビューが出来て経験値がアップした
(電気・エアコン・テーブル等の設備関係は
これからも きっと音痴なんだと思う)
前夜にシクシク泣いたり、
寝れないのかと思ったら
今回もやはり乗りきれた
(昔からピアノの発表会で毎年鍛えられたので
本番には強いようだ)
退院後、特に母親には
ずっとずっと迷惑をかけたり
心配や不安をかけていたので
抱きしめて改めて
『ありがとうね』と伝えられた
(傍に抱きしめられる人が居てくれて
私は何て幸せなんだ)
こんな感じの
私の体験した
生まれて初めての入院
二泊三日朝のまとめです。
自分自身の
身体の状態と気持ちの切り替えに
ハナマルをあげたい
出来る限りで良いから、
自分の希望は思考で切り開く。
出来ない事があれば
工夫をしたり、都度
納得をして前に進む努力をする。
病理の結果は２週間後
チャント綺麗に癌細胞が取りきれていたら
良いのですが、転移していたり
飛び飛びに細胞が変声していたら
今後も治療は続くそう。。
きっと、２週間後の結果を聞く時は
また【人生の選択肢の一部】だと思います。
吐きそうになるくらい緊張するだろうけど、
どんな結果であっても
どんな治療になるのか
通院をしていかなければならなくても
心を強く持ち、前向きに考えよう。
丁寧に生きよう。
大切な自分の為にも
私の傍に居てくれる人達の為にも。
当サロンは笑顔になれるサロンです
お客様に
イッパイご迷惑やご心配をおかけした分
これからも恩返ししながら
まだまだ頑張りますので
こんな私ですが
美容のお手伝いをさせて下さいね
これからの人生も
笑う事を大切に
そして、悲しくて辛くて苦しくて
泣くときは思い切り泣く。
悩む時はドン底まで悩む。
それから、嬉しい涙の方を大切にして
下がる所まで下がったら
後は上がるだけ
(何かを掴みながら)
←自分に言い聞かせてます。
こんな身体の状態になってしまった過去は
変えられないし悔やむけれど、
今この瞬間と
これからの未来は
自分の考え次第で変化させるぞ
これからも人生
楽しんだもの勝ちですね♪
ですね♪私は私らしく
楽しく過ごして
沢山の思い出を作りたいと思います。
コロナにも負けないぞ
