・チームというのは、なかなか不思議なものだ。
あるチームが育っていくときには、
メンバーそれぞれの力だけでなく、
メンバーの間の「関係」までも育っていく。
地方でやってきたバンドが、全国で活躍する場合、
特別にスター性のあるひとりが目立つことはあっても、
「それ以外」とか言われそうな他のメンバーも、
変わらずにやっていくことが多い。
連続テレビドラマなどでも、
無名の役者を含んだスタート時からのキャスティングが、
そのまま成長していくことが多い。
おおいにヒットしたときなど、映画化されたりするが、
そういう場合に、予算が余計についたからといって、
スターを加えたりすることもわるくはないけれど、
できるだけそのままの配役、
同じメンバーでやれたほうがおもしろくなるように思う。
会社なんかでも、「幼なじみに声をかけてね」
なんてところからスタートしたという話も、よく聞く。
朝のドラマの『あさが来た』なんかの場合、
家族や昔からの店のメンバーが、チームの核になってる。
他にもっといなかったのかいな、
と思う人もいるかもしれないけれど、
実際のところ、そういうものでもない。
知識や経験の豊かな専門の人で固めても、
「関係」が成熟してこないと、どうしょうもないのだ。
・「昔だったら工場を建てるくらいの覚悟で、人を入れる」
と、ぼくは言っているのだけれど、
ひとりひとりの人に、基本的に「関係」はついてこない。
ただ、「ほぼ日」というチームの場合なんかだと、
「まだ会ってなかったメンバー」だったりする。
つまり、読者だったり、買い物をしてくれてたり、
イベントに参加していたり、つまり、
外にいるけど「気持ちはメンバー」みたいな人がいて、
そういう人が、参加してきてくれることが多い。
こういう場合は、「関係」も半分できていたりする。
これは、どっちの立場でも、とてもありがたいことだ。
そのことについては、わりと昔は、反対に考えていたな。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
オールスター寄せ集めは、なかなかうまくいかないんだ。
http://www.1101.com/home.html
ほぼ日刊イトイ新聞より
ちょっとじわっときたので全部引用させてもらいました。
関係性って、作れるようで外部で作れないよね、確かに。
うちの会社は、知っている人のつながりから会社が出来ているから
ほぼ日と似たような感じはある。
面接して入ってきた人って、やっぱり面接のときとは性格まで違う気がする。
前の会計事務所のときの帰化した中国人とは喧嘩もしたし・・・(いやあの論法はあきらかにおかしかった)
初見の人柄だけではなかなかわからない。
そういえば面接のあとにフリーディスカッションみたいな
立食パーティーがある外資があった(某外資コンサル)。
明らかに社会人と学生とでは、知識量が半端なく違う。
必要なことも確実にわかっていない。
なのに、あの頃はなんでもできると思ったなぁ。
そんなこんなでも、仕事の話しじゃなくて発展する話もある。
なんとなく気が合うというか。
そんな関係性は、作りにくいし見つけにくいのに、壊れやすい。
成長し合ってきた間柄だからこそ、
つらくても続けられるものがあったり。
新規立ち上げのときに、一斉に求人をするのは、ある意味成長の原点よね。
途中で入り込むのって、なかなかむつかしい。
誰かの知り合い、っていう感じだと、受け入れる側も受け入れやすい。
前の会社の社長さんは、昔の友人を入社させて、
知り合いだからといって甘い待遇(悪い意味で)にして
安く雇用していたから、ひどいものだ。
これでは最初にあった関係性まで壊す。
出資したのに還元しないのは、なかなかひどい仕打ちだと思う。
これにはなかなか衝撃的なショックで、ついていくことを断念した。
大量の退職金を出資させて、そのまま流れる資金の行き先・・・ああ無常。