有名な話ですが、グローバルソブリンが一番買われている反面
いちばん買ってはいけない投資信託ともいわれています。
この理由は何故なのかずっと気になっていたのですが
いちばん買われるということは利益が出ているからとも言えないわけで
いちばん買われることによって喜ぶひとは運用者だけです。
運用者は儲けても儲けていなくても運用手数料収入が入ります。
なんとも皮肉なハナシ・・・
つまり、営業がいいだけですね。
でも、人気のある「分配金タイプ」だけは利益と言えるものが確かに数少ないです。
投資信託を検索すると、なんとその数4008銘柄!多いですね!
そして配当型のいちばんよろしくない点それは・・・
運用益からの配当とは限らない ということ。
一般的に株式を保有していた場合、
基本的には利益から分配するのが一般的な配当金ですが
(繰越利益剰余金)
まれに純資産の取り崩しを行い
(正確には資本準備金もしくはその下位のその他資本剰余金の取り崩しとでも言いましょうか)
という配当金の分配方法があります。
しかしこれは出資したおおもとからの配当金なので
全然配当金として意味を成しません。
出資しているんだから、返してくれなくていいから利益を出せ!!
というわけです。
つまり、分配型の投資信託にありがちなのは、この出資源泉からの配当が多く存在する点
これこそが、買ってはいけない理由になるわけです。
売るひとは手数料収入さえ入ればいいから有利な方法なんて教えてくれると思う?
私はそう思いません。
売れればいいんだもん。
なので、グロソブ保有者は売るべし。買ってはいけない。
人の金で運用するなら利益を出してくれ。