あることに対して、今まで感じていたものとは違う真逆の感情がふつふつと湧き上がっていました。

今まで何も感じていなかったこと(何も感じないふりをしていた)が、耐えられないほどになってしまいました。

すごくネガティブで悲しかったり、とても重い嫌な感情でした。

後ろ向きな方向しか考えらなくなっていました。

 

すぐにでもこのような感情は手放したかったのですが、ここであえて積極的に感じてみようと思い、自分に向き合ってみました。

このような感情は何を私に気付かせようとしてくれているのか必死に自分に問いかけてみました。

 

しばらく考えていると、不思議な現象が起こりました。

いきなり右耳からとても大きな耳かす(恥ずかしいので小文字)が落ちてきました。

その後しばらくすると、今までの後ろ向きにしかとらえられなかった感情が希望が持てる感情に変化しているのに気付きました。

落ちた大きな耳かすが嫌な感情の代わりとして不要な形となって耳から出てきてくれた感じがして、不要になった感情を手放させてくれた耳かすに感謝しました。

 

耳かすがいきなり耳から出てきたのには驚きましたが、なぜか清々しい気持ちになりました。

右耳とともに、感情がとてもクリアになって、生まれ変わった感覚も感じました。

 

嫌な感情を感じる前、嫌だと感じている最中、そして嫌ということを感じ切った後を振り返ってみると、ふつふつと沸き上がっていたその嫌な感情は、今まで向き合ってきたことに対する関係性が終わり、それを超えた新たな出発点になる分岐として準備段階になっていたんだということが分かりました。

嫌だと感じる前と、感じ切った後の自分の意識、思考、想いが明らかに違うということも感じられました。

 

対象となることへの向き合い方の進歩にもなったと思います。

今まで考えていたそのことの曖昧さから抜け出して、自分の正直な気持ちの再確認になりました。

 

 

今まで感じない振りをしてきた感情も、大切に扱い、じっくり感じてあげることによって未来につながる大事なメッセージが含まれていると気付きました。

これからは自分の全ての感情を丁寧に感じ取って、曖昧にせずに、自分の正直な気持ち(何を感じてどうしたいか)をしっかりと自分に常に問いかけてみたいと思います。

 

それによって、感情とともに現実も変化して心地よい未来が訪れたらいいなと思います。