とろRockin' On : future pot その2 | 暗黒演奏会ブログ

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都内で定期的にセッションやライブなどしている集団です。
普段は主にtwitterにいるようです。
活動内容や参加イベントの告知など。

ドーモ、とろろ蕎麦デス!!
future potのインタビュー第2回です(前回はコチラ )。

ついでにザ・インタビューズ の方もよろしくお願いします!!!!


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future pot 編 その2


■骨折歌姫爆誕

──それはありがちなパターンですね。そういう空気の読み合いみたいな感じになっちゃって。

そしていつの間にか、蘭さんとつるさんが取り込まれ、最後に取り込まれたのが……。
M はい。私は妄想殿下さんに言われたんですけど。
I みっとちゃんは、暗黒演奏会リサイタルの開催が本格的に決まったぐらいに、専任のボーカルの人がいた方がいいなってことになって。

誰もいなかったら私とぼたんちゃんでどうにか頑張ろうって思ってたんだけど、やっぱり2人とも始めたばっかりだし、それはちょっと大変だなって思って。

それで歌のうまいお友達を口説き落とそうってことになって、殿下さんに相談したら、「いい子いるよ」って。

──ダフ屋の「いい席あるよー」みたいな話ですね。まあ、彼も怪しい帽子を被ってるところがそれっぽいですしね。
I それでスカウトしてもらったんです。
M ある日いきなりツイッターのDMが飛んできて。

ダイレクトのDですよ。「みっとちゃん、ボーカルやらない?」みたいな淡白なメッセージが来て。
I すごいシンプル……。

──直球ですね。ツイッターの140文字制限とかどうでもいいぐらい。
M 説明とか何もなくて、「ボーカルやらない?」って言われても、何をやればいいんですか……みたいな。
T カラオケを1回一緒にやったぐらいの人と。
M そうそう。殿下さんとは、1回カラオケで御一緒したぐらいしか会ったことがなかった。

それで「アイマスの曲とかやるよ」って言われて。私は前からボーカルとかやってみたい気持ちがあったので、割とすぐにOKを出して。「Relations」をやるって言われたからすごい練習していったら、future potでは歌わなくて。

──おかしな話ですよね。完全に詐欺ですよ。
M TSUTAYAに行って、アイマスのCDを借りて、一生懸命覚えて、「よし!」と思ってスタジオに行ったら、future potじゃなくて違うバンド(※アーク放電管のこと)のレパートリーだった。

──それは訴えていいですね。
M でもとろろそばさんは、あの打ち合わせにいらしたじゃないですか。私がボーカルとして参加するかどうかって打ち合わせに。

──いましたね! 何でだっけ……渋谷の寿司屋で。トンカツ屋に行こうとしたら貸し切りで空いてなくて、急遽寿司屋になった。あの時何を話してたんでしたっけ?
M あんまり覚えてないですね。


──「安い寿司屋だな」ってことしか覚えてない。
M お味噌汁がおいしかった。

──そこに、妄想殿下さんと、YODAさんと、みっとちゃんと、僕とで。
M 私も誰が来るかわかってなくて、「とろろそばさんが来ます」って言われて。

「とろろそば……?」みたいな。誰や、みたいな。

──おっしゃる通りです。頭がおかしい名前ですからね。
I あ、ぼたんちゃんが来た!

ギター ぼたん(以下:B) おつかれさまです。
T おつかれー。
M おつかれさまー。……で、まあ、ボーカルを断る気はまったくなかったので。

──あの時、私と妄想殿下さんは「断られたらどうしよう……」って思ってましたね。

まあ、だったらもっとちゃんとした文面のDMを送れって話なんですが。
M 誘っていただいてありがたかったです。

■ハンドルネームの由来は……

──それがご覧の有様ですよ。じゃあ、次はそこで楽譜を書いてるお嬢さんに。あの……機織り……。
T そこで笑わないでくださいよ! 割と普通のことじゃないですか。

──ハンドルネームの由来を伺って、どうしても笑ってしまう……。
M つるの恩返し、みたいなことですか?

──ザ・インタビューズっていうインタビューに答えるSNSみたいのがあって、そこでつるさんが自分のハンドルネームの由来を答えてて。

文化祭の前日に、冊子の背貼りをがちゃがちゃやってたらしくて。その時先輩に「それ、機織りみたいだな。じゃあ今日からお前は『つる』だ!」って呼ばれたと。それが高校の時?
T 高一ですね。15歳の時です。かれこれ15年もこの名前で……。

──それで部活の先輩とかにも「つる」って呼ばれるようになって。

何故それをハンドルネームにしてしまったんでしょう。
T 何でハンドルにしたんだろう。いや、高校時代にペンネームみたいのも持ってたんですよ。

──「大豪院邪鬼」(※『魁!男塾』の登場人物)みたいな?
M アハハ!
T ……で、そのペンネームとは別で、誰に検索されても個人が特定できないような名前を持とうと思って。

識別しにくい名前に。知り合いに知られるのは構わないんだけど、職場とかでバレるのは嫌じゃないですか。

仮にバレたとして、そこにネットストーカー的気質な人がいても、まず出てこないだろうって名前にしようと。

実際、自分でツイッター検索しても、「つる」では全然ひっかからない。
I 私はひっかかるな。
M 私は「サミット」とか、「リミット」とかがひっかかっちゃう。個人の名前とは関係ないところで。
B 私だと「ぼたそ」とも呼ばれるからそれで検索するとひっかかるけど、「ぼたん」にすると他のがひっかかりまくる。
T まあ、「つるさん」とかでエゴサーチすると「やくみつるさん」とかがひっかかっちゃうんだけどね。

──私も「そばさん」って呼ばれてますけど、なかなか検索にひっかからないですね。

他にも「そば」って名前の人はいますし。
I 「とろろそばさん」だと?

──えっ、そりゃまあ……というか、「とろろそば」に敬称付けることなんか普通ないでしょ。
T それもそうですね。

──ともかく、そのつるさんと出会って、future potが結成されたというわけなんですが……。
I 楽器の話は聞かないの?

──そうだよ! 機織り機の話で満足してた。

大体ね、僕は筋道を立てて話すのが苦手なんですよ。だから皆さんに空気を読んでいただかないと。
I こっちで配慮しないとだめなんだ。
T で、楽器の話をすると、高校ぐらいまでピアノをちまちまやっていて。でも、親にやらされていたのであんまり成果もなくて。そのまま部活やって生徒会とかやるようになっちゃたから。
B 生徒会入ってたんだ!

──ラノベだと生徒会は権力者ですからね。
B おおー。
T えっ……いや、そんなに権力はなかったんだけど。ピアノは途中でやめちゃって、家からピアノもなくなり。

──捨てちゃったんですか?
T 使わなくなったので売りましたね。

──誰かが勝手に売ったというわけでもなく。まあ、私も家族の楽器を売ったことがありましたけどね。

ここは後でカットしますが。それはさておき、ある日突然「鍵盤弾けよ」と言われたんですね。
T 暗黒演奏会の人から、「鍵盤が足りない」って言われて。
I 「ちょっと定例会に来なよ」って。
T 知ってる人もいて楽しそうだったので、「入れて」って。とんでもない人しかいなかったけど。

──本当にとんでもないですからね。誰がそんな団体をやってたんでしょうね。
T ……で、気付いたら、池袋VOXの店員さんに顔を覚えられて。

──一時期は毎日行ってましたよね。
T でもここのところ行ってなくて、foursquareのMayorとられちゃった。だから取り返そうかなって。

自分の楽器も買ったけど、家だとヘッドホンしないといけないし。音が出せるところの方が楽しいですよ。エレピ(※電子ピアノのこと)はもう家にあるから、次はキーボードが欲しい。

──あれ? もう沼の入り口じゃないですか。
T さっきも注文しようかな、どうしようかなってiPhone片手に悩んでた。

もう1台買っていいのかわからないと思いつつ、頼んでしまえばこっちのものかなとか。頼んだもの勝ち。


(続きます)