こんにちは! とろろ蕎麦です!!!
引き続き出演バンドインタビューシリーズです!
今回はあのガールズバンド、future potでございます。
昨年のドッキドキファーストステージから1年。
彼女たちの結成の謎と、さらなる進化、
そして、ガールズである事の悩み、苦しみ、憤り、そしてそれを超えた愉悦、快楽・・・・
その全てが明らかに・・・・
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future pot 編 その1
■女子!女子!女子!うわああああん
インタビュアー とろろ蕎麦(以下:──) それでは、よろしくお願いいたします。
女子バンドということで、もうイメージ戦略からバッチリですよね!!
ベース いくはら(以下:I) みっとちゃん、髪の毛黒くしたよね?
ボーカル&ギター みっとちゃん様姫(以下:M) 真っ黒にしました。
キーボード つる(以下:T) 可愛いね。黒だと締まるね。
M すぐ伸びるので、プリンみたいになっちゃってるとあれかなあと。
──(インタビュー中もずっと楽譜を手書きしているつるさんに) おおおすごい!なんか演奏会っぽいですね。今つるさんが書いてる楽譜、フラット(※「♭」。半音下げる)の数がやばいですね。
T すいません、時間たりてなくて……。この曲だとフラットが6つありますね。こればっかりです。
──何でそんなことに……。シャープ(※「♯」。半音上げる)が6つ付いてるのもありますね。
T ほとんど黒鍵を押してるような感じです。
──鍵盤のつらいところですね。弦楽器なんて軽い気持ちで「ハーフダウンしようぜ」って言いますからね。
M 私たちは言ったことないけど。
I ないない。楽譜通りにしかできないもん。
──キーボードって自動で半音下げたりとかしてくれないんですか?
T 機能としてはあるみたい。ボタン押すと転調したりするらしいですよ。使わないけど。
I 前に「なごり雪」をやった時は、他のみんながピアノ譜ベースで、私だけは違うキーのバンド譜だったから、そのコードに合わせて私が転調しましたね。
パソコンのソフトで、入力して設定すると自動で下げてくれるのがあって。とにかく音符の音だけ下げて、その後バンド譜を頼りに書き直して。
──なんでそんな面倒なことを……。
I 「なごり雪」って、いろんな人がカバーしてるんですよ。いろいろ聞いてみて、「なごり雪」はかぐや姫の原曲じゃなくてイルカのカバー版をやることになったんだけど、イルカ版はピアノ譜で、バンド譜はかぐや姫のやつしかなくって。
バンド譜の方が丁寧に書いてあるけど、やっぱりキーはイルカのバージョンの方がいいし……ということで、カバー版に合わせることになりました。
……って、もう録音してるんですか?
──ばっちり録ってますよ。音楽トークから始まってます。この後スタジオなんですか?
T うん。練習です。20時半から。
──平日ラバーズより平日に集まってますね。
T そうですね。大概みんな、週末に予定があるから。
M 週末の方が予定が合わない。
■メンバー紹介~インタビュアーやる気出せよ
──メンバーにそれぞれ、いろんな方面の顔があるから。バッティングしないのが平日だけなんですね。
で、インタビューだけど、何から聞けばいいですか?
T えっ……他のバンドの時は何を聞いたんですか?
──まず自己紹介をしてもらって、そこからちょいちょい合いの手を入れたり広げていく感じだったので。
ここでもそうしましょうか。じゃあ、自己紹介をお願いします。
楽器歴とおなまえとおところ……おところはいいや。
I いくはらです。楽器はベースを1年半やってます。「けいおん!」を見て始めました。
──何で「けいおん!」で楽器始めちゃったんですか?
I えへへ、何でだろうね……。「けいおん!」を見てた時に、バンドやるよーって呼ばれて、歌ってくれって言われて。
歌ってたら、「いくはらさん、ベース担いでみなよ、似合うよ」ってベースを持たせてもらって。「Don't say "lazy"」をすごいゆっくりでいいからって言われて、その場で教えてもらいながら弾いてみて……その時の映像が、「暗黒演奏会リサイタル」で出番前に流れた映像の、いちばん最初のところ。
──ありましたね。
T あれが最初だったんだ。
I あれがベースを弾いた、本当に最初。その後に皆さんにそそのかされて、7、8人でベースを買いに行って、今に至ると。そういうことです。
──やっちゃいましたね。
I やっちゃいました。
──そこから1年半、よく続きましたね。
I 自分でもよく続いたなって思います。最初に高いものを買うのは重要だなって。
──あれ、おいくらでしたっけ。
I いや、他の方に比べたら全然安いんですけど、多分……。でも、自分がふんぎりを付けるには高かったので。
全部セットで6万円です。ベースと、アンプと、シールドと、ケースと……チューナーまでおまけしてくれて。御茶ノ水で買いました。
──やりましたね。といっても、その時は僕もその場にいたんですけど。楽器屋の外で疲れてぐてーっとしたら、中から「捕ったどー!」みたいな感じでベースを担いで出てきましたから。
T 「べーもも」(※いくはらさんのベースがピンク色であることからこう呼ばれる)の爆誕ですね。
I ピンクちゃんだってば!
──それからほどなくして、このバンドの結成に至るわけですが、どうしてこうなってしまったんでしょう?
最初は暗黒演奏会のスタジオに来て、延々と「Don't say "lazy"」をやってたんですよね。
I そうそう。「Don't say "lazy"」だけを半年ぐらい。「いくはらさん、今日もやろうか」みたいな感じで。
──毎回いくはらさん以外のパートが変わるんですよね、ドラムを違う人がやり、ギターを違う人がやり、みたいな。
I 暗黒演奏会形式ですよね。
T ぼたんちゃんが入ったのはいつ?
I 私がベースを買ったのが12月だったので……ぼたんちゃんがギターを買ったのが1月。最初は、「やってみようかな、どうかな」って感じで「けいおん!」を見てて面白いねーって言ってて。それで決め手になったのが、年末に「けいおん!」のライブを一緒に見に行ったんです。そこで放課後ティータイムの声優の人たちが、本当に楽器を弾いていて。
その後にお茶を飲みに行って、一緒に行った人が「どう、やる?」ってそそのかして。そこで決心して、1月の頭に白いギターを買って。じゃあ、2人でやろうぜ、買ったなら定例会に来なよってことで。そこで、女の子を誘おう、みたいな。
──女性陣を誘おうと。
M でもぼたんちゃん、本当はベースやりたかったって言ってましたね。
I そうそう……。
M でももうベースやってる人がいたからギターにした、みたいな。
(続きます)