パラオは今、4年に一度の大統領選挙中です。

日本と違うのは、大統領が1人で立候補しないこと。大統領候補と副大統領候補が2人組になって立候補します。だからどちらかが人気があっても駄目なんです。小さい島国パラオの場合、親戚が多くつながりが強いため、選挙といえど親戚応援になるようですが。

日本のように選挙カーなんていうものはないので、こうしてみんな道にたってアピールをします。子ども達もお小遣いがもらえるので、毎日下校後、お家の人を手伝って道に立っています。

選挙





















みんなお揃いのTシャツを着たり、帽子をかぶったり、楽しそうにやっています。

パラオの選挙は平和に行われます。政権争いが起こったり、治安が乱れたりすることは一切ありません。



選挙 選挙

唯一、選挙のときに問題なのは渋滞かな。みんな沿道の人に手を振ったりしているので、毎日夕方は渋滞です。


選挙

ちなみに投票日(1日のみ)は学校は休みです。なぜかって、・・・。通常授業があると、先生達は子どもを置いて投票に行くことができない → そうすると投票率が下がってしまう恐れがある → だから教育省が「投票日は学校はなしっ」と決めたんだそうです。

今日はハロウィン。子ども達は仮装して、家々をまわってキャンディーをもらいます。昔はハロウィンといっても特別なことはしていなかったそうなのですが、アメリカの文化が入ってきて、ハロウィンをするようになったそうです。


ハロウィン

ハロウィン

コロール小学校では、夜から子ども達のダンス大会が開かれました。また、文化センターでは、中庭にお化け屋敷を作って、子ども達や若者達が楽しんでいました。私も入ってみたかったのですが、何せ3~4時間待ちそうな行列だったのでやめました。


ちなみにパラオでお化けは「オイワ」と言います。日本のお岩さんからきた言葉です。コロールから本島に行く道沿いに、日本の古い井戸があって、オイワが出るという話です。たしかに、草や木がうっそうと茂って薄暗い中に、ぽつんと井戸があると気持ち悪い。

太陽が出たら起きて、暗くなったら寝る。食べるものは自分達で作り、残ったら自然に返す。時間があればみんなでおしゃべりし、昼寝し、かごを編む。子ども達もみんながみんなを知り、学校が終わったらみんなで海で遊び、お腹が減ったらおやつを分け合う。大人も子どもも、自然と一緒に、自分達のために時間をのんびり使う。決して無理はしない、多くを望まない、欲を出さない。

いいなぁ、こんな生活。

少し前まではパラオ全体がこんな生活をしていたようです。でも、アメリカからの情報や物が入り、どんどん発展し、今では私の住むコロールは日本と大して変わりません。人々は物を大量に買い、そして棄て、夜遅くまで車がたくさん走り、子ども達はスナック片手にゲームして過ごす。もったいないなぁ。パラオのよさ、パラオらしさがどんどんなくなっていってしまう。もったいないなぁ。今は物や便利さに目がいっているパラオ人も、あと何年かして、気づくのでしょうかね。もったいないことをしたなぁって。

帰りの海は穏やかでした。でも、なぜか穏やかな海で酔った私。きっと船に乗る前に食べたニンニクとツナたっぷりのお昼ご飯がいけなかったんだ・・・。

カヤンゲルにはまたクリスマスブレイクに行くつもりです。蚊帳をもって・・・。


帰路 帰路