復活第一弾でやっていたことは、消毒剤を持って家中走り回っていたことと、寒いと嘆く親を尻目に換気で窓を数時間おきに開けていたこと。父の○★♪の痕跡を発見しなければここまで神経質にはなっていたなかった。
父がゲロ吐きして汚れた枕は使い物にならないので可燃ごみへ、オムツや掃除に使ったタオルや脱脂綿多数などこの父のノロウィルスごみは通常の可燃ごみの4倍、つまり4袋出た。可燃ごみは火曜日と金曜日。金曜日に父が発症したので次の可燃ごみは火曜日となる。それまで室内に置いておくのも、見るのも嫌なのでベランダに出しておいた。
と、ここまでは土曜日の午前中までのこと。昨日のブログでお昼にお粥を食べるのがやっとな、くらい疲れたと思って横になったあんこ。TVを見ても漫画を見てもスマホを見ても全く集中できず、しかもなんだか体がだるい。
熱測ろうか…
37.1度
え?
熱?
そうこうしているうちにトイレに行きたくなり…
ゲロゲロゲロッピーになった。
しかも水便(すんません💦)
小水か?なくらいの勢いで水便が出る。
こんなのおかしい!!
いつものゲロッピーと違い下腹痛も起きてないのに!それでも寝床に戻っては水便行きを数回繰り返した。とりあえずお茶を飲んだ。これが19時くらいから22時ごろくらいまで続いた。
フーフー
まだそれでも元気だったし、母のトイレ介助もできた。その日の母は深夜にトイレに起きることもなく静かに寝ていてくれたのが幸い。
そして深夜、
ムカムカする
トイレに行くも吐けず、出てこないので指で突っ込んで無理やり出した。お粥がジョーンと出てきた。私の作るお粥は中国粥と同じ糊状、すごく消化の良いお粥なのに???
まあ、でも出すもん出したからこれで楽になるよね?と薄い希望的観測をまだこの時は持っていた。そしてそれでまだ父のノロウィルスが伝染ったとは全く思っていなかった。しかしそれは次へ続く新たな悲劇への単なる幕開けでしかなかった。(←大袈裟)
この外部的(無理やり吐いたから)ゲロッピーを皮切りにジゴクが始まった
外部的ゲロッピーの後、布団に戻ると15分?30分?とにかくまたすぐ気持ち悪い〜となり、トイレ。今度は自主的ゲロッピー!(虹を出せば良いってモンではない)
自主的🐸くらい体力消耗するもんはない…
これが深夜から延々と延々と延々と!(←大袈裟)、丑三つ時(深夜2時から3時)、いや違う新聞屋さん(4時30分くらい)まで続く。
もはやシンだ…
脱水症状になるから、と買い込んだOS1を飲んでもそれがきっかけで🐸、水を飲んでもOS1を飲んでも🐸。何も口に入れなくても🐸。すでに胃の中には何も無く胃液が出てくる。胃液は無色透明でチビ、チビっと出る。一気に出ろよー、チビだのたびにトイレに行かねばならないんだから〜と胃液に怒り出す始末。もはや何に怒ってんだか思考回路不能
新聞屋さんが新聞を投函する音とカラスがカアカア鳴くのを聞きながらトイレに駆け込む。ドンっと感じるほど強い吐き気を催し、出たのは大量の黄色。胆汁だす…
胃液も出て胃の中が空っぽになったので胆汁が出た。吐き気まくるとあるある話なので、とはスマホにあったが初めて吐いた胆汁にひっくり返りそうにびっくりした。
しかしついにこれで体から吐くものが無くなったのでか、症状が治り、さらには味もへったくれも感じないほどOS1も飲んでもキモかったのがOS1を美味しく感じるようになった。
OS1が美味しいということは脱水症状なわけで、無論これだけ🐸しぃ〜の、ゲーリーしぃ〜な、なので脱水症状は当たり前。父の時もOS1を枕元に置き3本は飲ませまくった。普段水分をあまり摂らない父もこの時はOS1を美味しく感じたのでか積極的に飲んでくれた。
その父よりも症状が重かったあんこは「トイレが我が家です」な状態から落ち着くとOS1が主食となりそれ以外のものを一切口にせず。固形物が怖くてできないわけでもある。
だが🐸は体力消耗が激しく日曜日は全く寝床から起き上がれず、OS1だけを枕元に置きスマホはノロウィルスの症状を調べたりするくらいで、頭を動かすのも辛かった。当然母のトイレ介助することもできず、またこの自分の状態で母に伝染したら確実に体力的にシヌと思い、絶対に母に伝染させないように細心の注意を払った。ノロウィルスマンとなった父は母と同じ部屋で寝ているので2人にはマスクを付けて寝ろ、と指示した。
私や父が使ったトイレは便座から手すり、ドアノブ、スリッパ、壁まで都度消毒。2人には必ず石鹸で手洗いさせ、タオルも1人ずつ専用に替えた。
母のトイレ介助するのもマスクに使い捨て手袋かアルコール消毒して介助。しかし己の体力も限界である。何よりも頭を悩ませたのは母の入浴。
金曜日に途中からデイサービスに行けた母はその日の血圧が高く入浴できなかった。つまり父も母も金曜日、土曜日と入浴できていない。日曜日に入れないとなると月曜日まで4日間入浴できていないことになる。次のデイサービスは火曜日。
父は1人でもちろん入浴できるが母は1人では無理。どうしたら良い??
土日に勤務がある兄にダメ元でヘルプのラインを送った。
『私はノロウィルスで寝込んでいる、両親は土曜日の昼から何も食べていない、母の入浴介助が必要だ、助けてくれ』と。
これで来なきゃアイツは人間じゃねーー
来てくれた。
しかしラインの返事は月曜日に引っ越しするので日曜日は電気工事があるからすぐには行けない、とのこと。終わり次第、食べ物を持って来てくれることになった。
ヨロヨロと起きてお嫁さんと兄ようにスリッパを玄関に出しておく。夕方5時くらいに兄だけが弁当3人分数日分持って来てくれた。お嫁さんまで来て伝染が拡大したら大変だもんね
来たら真っ先に母を入浴させてくれた。が、当然全て彼にとってはお初のことなので勝手が分からずヨロヨロ状態の私があれこれ指示することに。何よりも入浴のためにバスタオルやパジャマを用意しておかねばならないし。これも全て念入りに手消毒して用意した。
寒いがね〜
と訳がわからず兄に入浴させてもらい、寒いを連呼する母。風呂の床暖房も室内暖房も入れておいたが老人は筋肉がないから寒がる。マンションだし、最新リフォームユニットバスなので一軒家の風呂に比べたら暖房など不要なくらい遥かに暖かいのだが…
母の入浴介助を兄もゼーゼーハーハーしながらし、オムツと尿パットも見るのも介助も初めてでも兄にやらせた。ドライヤーを持たせて母の髪も乾かさせた。いかに私が大変かわかるかい??と健康な時なら思ったが心も体もヨロヨロなあんこはひたすら兄に「ありがとう〜」と…なんてアタシ、殊勝な心🥺
父もその後、入浴。母が先なのは介助もあるがノロウィルスマンな父が先に入ると母への感染の危険がある。
父には入浴後、風呂の水を抜いておくよう指示したが当然忘れていた。弁当を食べさせた兄は滞在時間1時間で脱兎のごとく去っていった。早え〜よ
彼もいろいろ大病持ちなのでノロウィルスが伝染するのが怖いのだろう、仕方ない。私ようにミネストローネスープレンチンを冷蔵庫に入れておいてくれた。
とにかく母を2日ぶりに入浴させることができ安心したあんこは日曜日の夜、OS1片手にスヤスヤと眠った。
月曜日もとても起き上がれず、相変わらずOS1主食にし寝込んでいた。トイレに起きると
父が「昨日からロクなもの(父と母が)食っとんらんな!お前、何も作ってない」と言うので(軽くボケてる)
あんこ「私はオトンからノロウィルスが伝染して寝込んでだよ??」
父「オレはノロウィルスなんて知らん。そんなものしとらん」
あ「ゲロ吐きして、熱出て病院行ったじゃん」
父「知らん。病院なんて行っとらん」
都合勝手に忘れる父である。
私がこうなったのは誰のせいじゃーー!
ノロウィルスは仕方ないにしてもお前が床に☆○◎♪、シンクに風呂桶に🐸跡したせいだろうが!
なんでトイレで🐸や○◎☆♪しねーんだよ!!トイレまで我慢しろよ!大人だろ???
と、ヨロヨロから少し復活したあんこは怒りを覚えオトンに怒りまくった。怒ると体力使うのでまたOS1飲んで寝た。ふーっ
月曜日も結局何も口に出来ず、父達に兄の弁当を食べるように言うが不味いから食べたくないとわがままな父。じゃぁご勝手に、ととてもじゃないが他人のことの世話を焼いていられる体力はあんこには無かった。夕食をどうしたか知らん。
火曜日の4袋もある可燃ごみ出しをどうするか頭がいっぱいで、しかもずっと雨が続いている。傘持ちし4袋を持つのは無理よ、このヨロヨロな体力では。
結局2回に分けて運んだ。寒いし、雨は激しいし、体はヨロヨロして、ゴミ出しがこんなにキツいとは〜
それでもなんとか火曜日は体が軽く感じたので在宅勤務することにした。何よりもデイサービスへ両親が行くので自分のことだけ世話していれば良いというのもあるから。
ノロウィルスウーマンになっているので1週間は自主的に出勤を控えて在宅勤務を始めた火曜日はOS1が塩辛いと感じ始めたので、そろそろもうOS1は不要になって来たなサインと思い、レトルトのお粥(糊状)を食べてみた。しかし半分も食べられず、勿体無いが半分捨てた。健康な時なら半分残して、後で食べるがノロウィルスがまだ家の中にあると強迫観念なんたら気味なあんこには捨てる以外、選択肢なし!
それが朝昼兼用だった。
会社スマホにかかって来た得意先からの電話に出てもヘロヘロな声なので相手が気遣ってくれ、用件を早々に済ませてくれた。
なんとか在宅勤務を終え、デイサービスから帰宅した両親を迎えデイサービスでのバスタオル類を洗濯機に入れ洗濯した。己は土曜日までシャワーを浴びており、火曜日ならなんとかまたシャワーを浴びれた。
夕食はケアマネに頼み配食サービスを両親に再開したので2人は「冷たい」と文句言いつつ配食弁当を食べていた。私はレトルトお粥をようやく1パック食べることができた。
このノロウィルスで体重が2日間で2キロ減った。腹ぺったんこ!と喜んでいるアホなあんこ。なんか尻肉も減った??
しかし在宅勤務2日目水曜日朝から普通食にしたら、かくもはやくも元に戻った声の張りも戻ったよ、と同僚や得意先が言っていた。
両親の食事だけがとにかく心配だったが配食サービス再開したのでこの悩みも解消され、気が楽になった
保冷剤の中に入れられて配食されるのでおかずが冷たい弁当。レンチンを父に促すも面倒くさがってしないため、在宅勤務中、弁当を温めてやった。それなりに美味しい弁当なので「温かい」と喜んでいた。
在宅勤務最終22日木曜日はほぼ完全復活したのでイオンからネットショッピングし日用品を注文。己の夕食はガストで宅配してもらう。ノロウィルスになってから3食固形物になったのは水曜日。
ノロウィルス恐ろし
そして90歳のジジイよりも62歳の私の方が症状が重かったのはどういうことだ??
ノロウィルスからこのブログの日曜日までなんとか母に伝染させないようにひたすら消毒、消毒の毎日である。
ノロウィルス症状は1、2日で治るがウィルスは1ヶ月はあるとかで父のトイレも蓋閉じて流せ、タオルは自分用の以外使うな、と後ろをついてまわって注意している。すぐ忘れるし、どれだけノロウィルスマンだったか、を説明しても、これまた自分がそうであったことを忘れているからだ。まるで入院後のせん妄かーい、とツッコミたくなるわ…
という、あんこのノロウィルス顛末記でした
あまり綺麗な話(全く綺麗でない)ではなくて申しわけありませんです皆様もお気をつけて。