明日海りおさんの「花束」 | 宝塚あんこの部屋

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同期プレゼンターは雪組トップスター、望海風斗さんでしたネ。組長が紹介されたとき、客席から歓声が上がりましたヨ!

望海さんは元花組生で明日海りおさんが月組から組み替えしたトバッチリで明日海さんのトップ就任1作で雪組へ組替えとなった、と当時明日海りおさん叩きの1つでした。

明日海りおさんが花組組替えとなった当時からトップスター就任まで花組生にどんな迎え方をされたのか…

その証拠に私には今でも忘れがたいシーンがあるのですが、宝塚100周年記念番組をNHKで放送しました。当時のトップを追うドキュメンタリーです。

花組トップ蘭寿とむさんさよなら公演の集合日、花組生の前で「次のトップは明日海りおさんです」と劇団幹部が告げるところをカメラは写してました。

鈍い拍手の組子、申し訳なさそうな不安な表情の明日海りおさんがか細い声で「よろしくおねがいします」と言いました。その時のカメラは蘭寿とむさんの無表情(無表情というよりも不機○気味)、無言をバッチリ撮ってました。

この画面を見たとき「恐ろし〜、みりおちゃん針のむしろだ〜」と感じました。

そんなみりおちゃんの相手役が同じ月組だった蘭乃はなさんでみりおちゃんはどんなにかホッしたろうな、と涙。そして2番目の相手役も同じく組替えしてきた宙組の花乃まりやさんで、これまたホっとしたろうな、と(つまり2人とも花組生え抜きではない)

ようやく馴染んできてくれた花組生、3番目は針のむしろだったみりおちゃんにずっと優しく接してくれていた仙名彩世さんを選んだのは当然といえば当然だったのでしょう。

4番目は花組トップの継承者である柚香光さんに似合いの人を1作でも育てるつもりの華優希さんを、だったのかも。

すでに2番手であったにもかかわらず別の組へ組替えさせられ、その組にいた有望株を追い出した形になったのは明日海りおさんと同じく凰稀かなめ様もでした。


でもかなめ様は精神的にヘタレなので激やせし、顔つきまで変わってしまいました。かなめ様が精神的にヘタってしまったため噂によると前トップのさよなら公演が1作伸びたとか。トップとなったとき相手役も2番手もお付きの同期も同じように組替えで周囲を固めましたが5作が精神的限界だったようです。ははは笑い泣き

みりおちゃんは頑張って長期トップを勤め、いつしか花組生もみりおちゃんを慕ってくれたのでしょうネ〜。さよならの挨拶の時、号泣ものの生徒さんがたくさんいました。みなさん、必死にみりおちゃんを見つめていました。舞台の上でファンよりも泣いてたんじゃなかろうか?の人がたくさんいました。


退団同期の娘役4人もみりおちゃんを見つめ泣き笑いしてました。

紅子もみりおちゃんも優しい、と評判の2人でした。芸に関して人にも厳しいが誰よりも自分に厳しかった柚希礼音さんと凰稀かなめ様。


どちらも正解ではなく、どちらも正解でもあります。トップの道はなった人にしかわからない孤独との闘いだそうです。

以前、別のドキュメンタリーで瀬奈じゅんさんが「トップは孤独だ」と述懐してました。

宝塚歌劇団生徒約400人の頂点に君臨するたった5人。それは各組トップスターのみが、トップスターになった人だけが分かる孤独の道なのでしょう。

だからなのかトップスターの皆さんはご自身のさよなら公演千秋楽、まるで憑き物が落ちたみたいに晴れ晴れとした顔で去っていきます。

トップスターの私設ファンクラブの皆さんは長い1日となる千秋楽を終え今日はゆっくり過ごされているでしょうか?

私も5年前凰稀かなめ様の、1年前十碧れいやさんの千秋楽乃長い1日を経験しました。かなめ様の時は極寒だったこともあり、全てが終わったら燃え尽きてしまい東京千秋楽まで追いかける気が抜けました。

宝塚が好きになった人は一度は誰かにハマります。その人が退団しそのままファンも宝塚から遠のく人もいればまた元の普通のファンに戻る私のようなタイプもいます。

でも誰かに夢中になった時代があったのは幸せです。明日海りおさんのファンの皆さん、まだ東京千秋楽まで残っていますが、燃え尽きるまでファンを堪能してください。

後にその事を懐かしく楽しい思い出となると思います照れかなめ様ファンクラブで知り合った仲間達とゆるゆるとかなめ様の舞台を見て飲んで喋るのが楽しみとなりました。

かなめ様がいなかったら、ハマらなかったら出会っていなかった仲間です。明日海りおさんのファン同士もきっと同じでしょう。良い仲間に出会わせてくれたみりおちゃんに感謝ですネ!照れ

あの「花束」はファンみんなからもみりおちゃんへの感謝が込められたものと思います。