前回載せきれなかった写真たち | solamame-shokudo
現在パリのシャルルドゴール空港で空港泊中。

この前は終電を逃して、今回はチェックインが早朝のため。

昨日の晩は蚊と格闘していたためまさかの寝不足。

空港でぐっすり眠れるわけも無く、おっそいwi-fiにうんざりしながら時間を潰してます。

あぁ、早く飛行機の中で爆睡したい。

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ルアンパバーンの山奥でホームステイさせてもらった時に、その家の子や近所の子が写真を撮ってほしいと色んなポーズをしてくれたのでその写真を少し載せたいと思います。







どうやらかっこ良くピースするのが流行っているよう。











うん、ほぼ同じ子が写ってますね。


唯一写っている女の子が泊めてもらったおうちの子なんですが、幼なじみがみんな男の子のようでいつもこのメンツになります。


犬や猫、鶏もその当たりを走り回っています。


とても小さな村なのでかなり遠い所にある学校まではるばる通わなくては行けません。

小学校も覗かせてもらいましたが、いくつかの村から集まっても20人いるかいないかくらいでしょうか。

これが学校。人数が少ないので違う年の子供が一緒に勉強してました。


学校は無料ですが、勉強するしないは個人の自由のようで、勉強が嫌いだったり家の事情が厳しい子は途中でやめてしまうそうです。

村では基本的に自給自足の生活で、電気はぎりぎり来ているもののガスは無く、トイレだってもちろん水洗ではありません。

しかし誰一人飢えることもなく、村が不便だという人もいませんでした。


もちろん市内の方が稼げるからと、若い人は街へ出たり、首都へ行ったりするそうですが、最後には村に帰って暮らしたいと言う人も結構いるようです。




村の家具屋さん。斬新すぎる・・・



商店。

病院が遠いのが一番の問題かなとは思いますが、1時間走れば街に出られるのでそこまで生活が難しいわけでもなさそう。

・・・少し前までは徒歩で三時間だったそうですが。


我ながらわがままだとは思うのですが、こういう生活を見ると自分がここに暮らすのは厳しいと思う一方で、このまま変わらないでいて欲しいなと思う。


ここにいる人たちは小さな幸せを、みんなで分け合っているような感じがした。


あって便利なものっていうのは、無くても困らないものなんだなと改めて考えさせられる。



「あなたの国では人が人を殺したり、自分で命を絶ったりするのでしょう?」

そう聞かれた。

「一部の人はそうだよ。ここでは違うの?」

そう聞くと、

「私たちは食べることには困らない。だから人のものも奪わないし、人を殺すことだって無い。幸せだから自殺だってする意味がない」

そう言われた。


絶対的な人口も、収入も、何を持って幸せだと言うのかも違う。


日本人だってみんなが人を殺したり自殺するわけがないし、ラオス人だって知らないだけで実は裏で色んなことが起こっているのかもしれない。


だけどやっぱり、多くを求めず今を生きるのがこの村では幸せだといえるんだろう。


だからこの国は発展しない、


そう言ってしまえばそこまでだけど、だからラオスはラオスなんだろう。


みんなそれを感じたくてこの国に来るのかもしれない。


穏やかな、ささやかな幸せを。


朝、一人で畑を歩くと、


霧がモンスーンに吹かれて村を包むと、


この村がとても幻想的に見えた。


私の桃源郷を見つけた、


そんな風に感じた。

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